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小学生の家庭学習

リビング学習のすすめ!子供が勉強に集中できる14のポイント

[我が家の工夫]リビング学習で勉強に集中できる14のポイントと改善点

さて、小学校3年生の2学期ももう終わりに近づき、「長女の勉強をしっかり見てあげよう」と俄然やる気になった私は、リビング学習について見直してみようと思いたちました。

リビング学習をする際のレイアウトや、机・椅子の配置、工夫できることについて、今まであった知識と経験を踏まえて「どんな風にしたら学習しやすいか?」14のポイントにまとめました。

リビング学習で勉強に集中できる14のポイント

まずは、リビング学習の工夫についてポイントを整理してみます。

01.机の前には空間を作る

机に棚をつけたり、モノを置かない工夫が大事です。また、壁に向かっていると圧迫感が出るとも言われています。確かにそうですよね。

でも机を壁に向ける配置でも、机の奥行きが広い机ならアリだと思います。

私自身、奥行きがとんでもなく広い父の仕事机を受け継いで、壁に向かって勉強していました。これはめっちゃ集中できました。

壁に向かっていれば、カレンダーを貼ったりできるのも便利だと思います。

広い空間が自分の前にあると開放感がありますよね。この開放感があることで「しんどい」「疲れる」といったイメージがつきにくいようです。

02.机の正面に窓がくるレイアウトはNG

正面に窓があると気が散ってしまう可能性がある、とのこと。これは私も身を以て体験済みです。

我が家の間取り事情で窓が正面に来る配置は選択肢にないですが^^;

03.背中側に空間を作らない

背面のスペースをなくすことで集中力を上げることができるそうです。これは・・・今の状態だとNGということですね^^;

長女の後ろは思いっきりスペース空いちゃっています。ここは改善の余地がありそう。

04.本棚などの背の高い家具は、背後に置くとGood

学習するとなると、必ず必要になるのが本棚ですね。

図鑑を置いたり参考書を置いたり、図書館から借りた本を置いたり、ノートや自由帳、次女の塗り絵など置きたいものがたくさんあります。

学習に必要なたくさんのものを背中側に置いた本棚に収納すれば、圧迫感が無いし、気が散ったりしなさそうです。

後ろを向いてすぐ参考書や教科書に手が届くのも、効率が良いですよね。

05.机に座った時に、視線の先に気が散るものを置かない

机の上に気になるものがあったらつい手を伸ばしちゃいますよね。「机の上はまっさらな状態」が良いと思います。

あと、座った時にママが家事などの作業をしている様子が横目に入ると安心感があるんじゃないかなあと思っています。

06.ランドセルなどの鞄は机の近くに置かない

机の上にあると、ごちゃごちゃしたり乱雑になって気が散るようです。

上記の5と一緒ですが、机の上や周りには、勉強に不要なものを置かないことが大事ですね。

07.電気は明るく白いものを

長女が小学校前の学習を始めるまでは暖色系の暖かい雰囲気の電気をつけていましたが、今はLEDの白色明るめを設置しています。

手元に影ができないように、机を均等に照らす角度が良いそうです。我が家はLED電球が3つ入るものを上から吊るしているだけで菅、明るさや影の問題もなく大丈夫そうです。

また、机も白などの明るい色の方が眠くならずに集中できるそうですよ。

08.インテリアに柄物や赤などのビビットなカラー配色のものを置かない

我が家の家具はナチュラルオークとダークブラウン、ソファなどは青色で統一しています。カーテンは明るいグレー。

無色や青・緑などの寒色系にすると落ち着く場所になるそうです。

09.すっきりシンプルなインテリア・収納を心がける

不要なものは捨てたり片付ける等できることはやってますが、どうしても子供のものってごちゃごちゃするし、ものが増えていくし、悩ましいところですね^^;

特にキッチン前のカウンターは、長男のLaQ台になっちゃっています。

家具やモノをごちゃごちゃと置かないようにするなど、親の収納の腕もかかってきますね・・・。

10.部屋に観葉植物などの緑があるとリラックス効果がある

旦那の趣味の一つが「観葉植物を育てること」で、家の中にいくつも植木鉢があるのでこれはOKかな。

むしろ減らしたいくらいなんですが、前に旦那に「いくつか観葉植物を減らして欲しい」と言ったらものすごい抵抗されたので、そっとして置いています(笑)。

11.使いずらいものは思い切って捨てるか、買い換える

これはまさに、我が家の場合「椅子」ですね。何年も前から使っていた椅子が壊れたので新しく旦那と長女用に買い替えたのですが、この椅子がハズレでした^^;

長女の学習椅子を購入検討しなければいけません。

追記:学習椅子を買い替えました:皇室も使用の浜本工芸、学習椅子を購入しました[レビュー]

12.母親の存在を近くに感じられるようにする

母親がよく家事をするキッチンや、作業をするテーブルなどが学習する場所に隣接するようにするのは、結構大事だなーと思っています。

すぐに質問や確認ができるし、勉強中も孤独を感じない・安心感を得ることができます。

13.室内の温度調整、湿度調整をしっかりする

夏の暑い日は適度にエアコンを使って涼しくし、冬の寒い日も我が家の場合はエアコン暖房で暖かくする。

夏の湿度高すぎは過ごしにくいのでエアコンでドライ設定にし、冬は部屋を乾燥させないように加湿器などを利用する。

余談ですが、夏は私が湿度マニアで、放っておくと部屋の湿度が70を超えてしまうのでドライでエアコンを欠かさず入れています。

逆に冬は旦那が「加湿器・空気清浄機マニア」で、特に湿度が低い日は、仕事から帰ってきて加湿器の水が少なくなっていると急いで水を入れています(笑)。

14.「学習机に座る=勉強の始まり・しんどい」を固定観念にしない

「机に座る=学習をしなければいけない」という公式ができてしまうと、「机に座りたくない」と思うようになってしまうかもしれません。

その点、リビング学習はメリット大ですね。家族で食事を囲む楽しい場所でもあり、工作をしたり本を読んだりする遊びの場でもある、ということになります。

疲れた時にも机に座ってくつろげるような環境にしてあげられると、学習も自然と始められるようになると思います。

 

我が家のリビング学習の工夫:現在

我が家のリビングの間取りとレイアウトは、今はこんな感じです。

我が家のリビング学習の間取りとレイアウト

長女の学習は、食事をする場所を兼ねた、ダイニングテーブルでやっています。いわゆるリビング学習です。

学校から帰ってきて【(習い事)→お風呂→食事→学習】という感じでパターンが出来上がっているので、机はその時間の用途によって使い分けています。

今のレイアウトでリビング学習をしているメリットは大きくて、食事の後すぐに机の上を綺麗にして長女が学習を始めるという流れが出来上がっていること。

机の上にはティッシュの箱だけ置いてあって、他には何も置いていないまっさらの状態にしてあります。

長女が学校から帰ってくると玄関にランドセルを置いておいて、宿題が入っているファイルと教科書類、筆箱を机に持ってきて広げる感じです。

これで結構集中してできているのですが・・・

最近は長男が同じ机でスマイルゼミ(幼児コース)に取り組んだり、次女がちびむすドリルで印刷した運筆プリントをしたり塗り絵をしたりします。

それで兄弟姉妹3人とも一緒に「食事後は学習ね」という習慣化ができつつあるのは良いことなのですが、スマイルゼミの音、そして下二人と私のやりとり(教えたり、読み上げたり、会話したり)が、どうも長女は気になるようです^^;

宿題に取り組んでいても、下二人の勉強にチャチャを入れたり、おせっかいをして教えたり、絵本なんかを読んでいても「私も!」と聞きにきてしまうので、「気が散る環境になっちゃってるかも?」という懸念を抱き始めています^^;

ちなみに、我が家はマンションでスペースもそんなにないので、子供部屋がありません

なので、必然的にリビング学習しか選択肢がありません。

「持っているカードで勝負するしかない!」がモットーですので、今の環境でどんな工夫ができるか考えてみようと思います。

★我が家は【平日はテレビを見ない】ルールなので、「テレビが付いていて集中できない」という問題は省いています。

 

我が家のリビング学習の工夫:改善点

まず、改善すべきは、長女の椅子!

長女の椅子を買い換える:学習椅子としての選び方

どんな椅子が勉強に集中できて良いのかな?と思ったら、椅子選びにもポイントが色々あるようですが、最重要事項は「足がつくこと」だと知りました。

確かに、今の椅子は足がちょっとブラブラする感じ。

学習椅子の理想は、子供の成長に合わせて座高と足置きが調整できるものが良さそうです。

また、以下の点もポイント。

  • 回転しないもの
  • キャスター付きの場合は座った時に動かないもの
  • 背面がぐらつかないもの(リクライニング機能はいらない!)
  • 座面が広いもの
  • 座面は固め

ということで、探してみたら良いのがいくつかありました。

調べていくうちに学習机や椅子として伝統あるメーカーはいくつかあることがわかり、その中でも【カリモク】と【浜本工芸】に目が止まりました。

【カリモク】

 

【浜本工芸】

 

大阪に浜本工芸のショールームもあるので行ってみてもいいですが、そんなに時間も取れないので、まあ伝統あるメーカーだし販売実績もあるし、何より秋篠宮様が学習机使ってるって言うんだからもうネット通販でいいかな、なんて思っています。

ちょっと値が張るので、一応旦那に相談した後に購入予定です^^;

背面にスペースがありすぎることへの改善

これは椅子を買えば解決する問題で、もともと長女の食事時は窓側の席なんです。

で、新しく購入した椅子が気に入らなくって、食事の時は次女の席となっているお誕生日席に、学習時は座っている状態。

なので、勉強しやすい椅子を購入すれば窓側の席で学習してくれるはずで、背面にスペースがない状態になるので解決します。

その他の改善点

本棚が左側に来ることになるけど(理想は背面)、これは間取り上変更できないので、整理整頓を常に心がけることにします。

また、長男と次女の様子や音が気になる問題ですが、これは・・・どうしたらいいんでしょうね^^;

「誰かだけ別の部屋でやる」という選択肢はリビング学習のメリットが損なわれるので無いですし、「静かにじっとしていなさい」というのも3歳と5歳ではなかなか酷です;。

しばらく様子を見て、スマイルゼミは長男がイヤホンをつけるとか、絵本の読み聞かせなどは別の時間にするとか、少しずつ配慮していこうかな、と思います。

 

小学生の子供にとって勉強部屋は必要?

小学生の子供をもつ親にとって家庭学習をスムーズにさせることはとっても大変な作業です。

なかには言わなくても自分から宿題をするお子さんもいますが、多くはお母さんの管理のもと宿題をしていると思われます。

小学生になれば、幼稚園や保育園の時と違い宿題がありますから、多くのお子さんは、毎日「漢字」「計算」「プリント」をしているでしょう。

このような宿題や家庭学習をするうえで、「勉強専用の部屋が必要か?」というと、必ずそうではありません。

しかし落ち着いて勉強する空間は必要です。

勉強をする空間に必要なことは、

  • 落ちついて勉強できること
  • 勉強道具が整理整頓されていること
  • 辞書や教科書が手を伸ばせばすぐに手が届くこと

です。

これはわからないことがあると自分で調べるという作業が大切なので、辞書や教科書が遠い場所にあると、取りに行くのに時間がかかり作業効率も悪く、集中力が切れてしまいます。

また、勉強をする空間を広くとる必要はありませんが、集中できることが大切です。具体的には、ゲームや漫画が視界に入らないこと、テレビや音楽の音で思考の邪魔にならないことです。

参考:小学生の子供が勉強しない!家庭学習を習慣化する親の対策まとめ

 

リビング学習のメリットデメリット

低学年の子供であれば、お母さんと一緒に宿題や勉強をする機会が多いと思います。その場合はリビングでしているという意見が多いようです。

リビング学習のメリットとデメリットを比較してみましょう。

まず、メリットですが

  • 比較的広い空間なので親子や兄弟で勉強ができる
  • お母さんが家事をしつつ子供の動きを把握できる
  • 子供が安心して過ごすことができる
  • 住宅事情により学習机を設置できない場合でも勉強可能

が挙げられます。

次にデメリットとしては、

  • テレビやゲームの誘惑がある
  • 食卓机で勉強する場合は夕食時に準備がしにくい(鉛筆や消しゴムのカスで汚れる)
  • お母さんの目があるので勉強していないと怒られる(お母さんが注意することにイライラする)
  • 椅子の高さが合わず安定した姿勢がとりにくい

などが挙げられますね。

 

子供部屋で勉強することのメリットデメリット

高学年になると自分の部屋で過ごす時間が多くなる傾向になりますが、子供はちゃんと勉強できているのでしょうか?

メリットは、

  • 子供の自立や自主性が育つ
  • 勉強道具がそろっている
  • 一人で集中して勉強できる
  • 学習机が体の成長に合わせることができるので姿勢よく勉強できる

一方デメリットは、

  • 勉強しているかわからない
  • わからない問題があった場合に聞いてこない可能性がある
  • おもちゃ等の誘惑がある
  • 何をしているのか見えない

といったところが挙げられます。

 

塾の先生がすすめる勉強場所は?

勉強する場所は基本的にどちらでもいいと思います。

大事なのは、勉強にとりくむ環境と親のかかわり方です。

リビングで勉強させるなら、テレビは消す、視界に入るゲーム類は収納するということで目の前にある課題に集中できる環境を作りましょう。

次にお子さんのタイプによります。

「お母さんが見ていないとできない」というお子さんは多いと思いますが、年齢が低ければ低いほどあたりまえのことなので、協力してあげてください。

勉強の準備の方法や時間、宿題の進め方、片付け方等、これらは最初からできるものではありません。

問題を解くことと、その前後の作業は別の能力と考えてください。

問題を解くのは「学力」、準備や片付けは「生活力」です。

このように、自分で準備ができて、自主的に課題を終え、片付けることができれば、リビング学習でも子供部屋での学習でもどちらでもいいと思います。

ただ、現代の忙しいお母さんのとっては、リビングの方が合理的にすすめられそうですね。

上記のことを子供だけで行えるようになるには、低学年では難しく、高学年でもできないお子さんもいます。

では、どのようにすすめていくかというと、根気よく練習してトレーニングを重ねることです。

そして、一番大切なことは、お母さんが感情的にならずに、次にすることを確認してあげること、それを繰り返すことで勉強する場所に関係なく家庭学習が習慣化されます。

参考:小学生の子供が勉強しない!家庭学習を習慣化する親の対策まとめ

リビング学習と子供部屋の勉強のメリットとデメリットをご紹介しましたが、これは一部の例にすぎず、住宅事情や環境によりさまざまです。

どちらが良いかは、子供のタイプや年齢に大きく影響します。

親として、子供の家庭学習はスムーズに終えてほしいと考えますが、感情的にならずに協力して家庭学習を習慣化させていきたいですね。

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  • この記事を書いた人
フクちゃん

フクちゃん

関西圏在住、夫・10歳・7歳・5歳の5人暮らし。
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