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小学校で英語教科が必修化!新学習指導要綱で授業や入試内容はどう変わる?大学入試も変化する

更新日:

カンガルーママ
数年前から騒がれている、教育大改革!
文部科学省により発表され、小学校の英語教科の必修化など、様々な変化があると言われていますね。
でも実際、どのようにどう変わるんですか?
新学習指導要綱と言われるものが文部科学省から発表されたのですが、具体的なイメージがわきにくいと思います。
今回は、小学校・中学校・高校・大学という教育環境の中で、どのような変化が見られるのか解説していきましょう。
フクロウ先生

この記事では、小学校で英語教科が必修化!授業や入試内容はどう変わる?新学習指導要綱で大学入試が変化するについてご紹介します。



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学習指導要綱はなぜ変わるのか?

これからの時代、社会の急激な変化に対応するには「自分で課題を見つけて、周囲の人と協力して解決する能力」が必要不可欠だと考えられています。

特に2020年から始まる新しい大学入試では、国際化・情報化社会で生きていくために必要な「学力の3要素」を総合的に評価されるようになりますよ。

 

学力の3要素とは?

  • 基礎となる知識・技能
  • その知識と技能をを活用する、思考力・判断力・表現力
  • 主体性を持って多様な人々と協力して働く態度・学ぶ態度

この3つの総合的な能力が必要とされる時代になります。

 

新学習指導要綱はいつから変わるのか?

新学習指導要綱については、2018年4月から先行実施が始まります。

なので、2010年度に誕生したお子さからは、この教育革命の影響を大きく受ける学年になりますよ。

ちなみに英語教育については、2008年度からすでに小学5年生・6年生の英語教育が始まっています。

2011年度には、小学5年生から英語が必修教科となりました。

さらに、段階的な実施ではありますが、2020年に完全実施を目標として

  • 小学3年生から英語教科の必修化
  • 小学5年生からの教科化(国語や算数と同じ扱いとなる)

となります。

日本の英語教育は、このようにどんどん低年齢化の流れとなっていて、中には「英語の早期教育は反対だ」とする意見もあります。

 

新学習指導要綱により小学校の授業で変わること

小学校2年生から

話し合いで進める授業が増えます。

自分で考えて意見を述べたり、表現したりすることが必要になりますよ。

ディベートはもちろん、あるテーマについて調べる学習だったり、発表したりする授業が今よりも増えます。

議論と発表!って欧米っぽいですね^^

 

小学校3年生から

学校によりますが、英語の授業が3年生から必修化となります。

内容は、「話す」「聞く」の簡単なところから始まりますよ。

「必修化」というのは、小学校で必ず教えなければならない教科だということです。

ただし、国語や算数のように正式な教科ではないため、明確なカリキュラムがありません。

そのため、定められた英語の教科書はないですし、英語の学習内容は各小学校が決めることとなります。

フクロウ先生の周りの小学校1年生は、習い事として一年生から英語始めている子が結構います。

フクロウ先生の娘にはスマイルゼミを利用していますが、スマイルゼミの標準クラスにある英語の講座に加えて英語プレミアムを国語・算数と一緒にさせるようにしています。

授業が変わる云々が騒がれる前に、気になる人は既に英語を勉強させているという実態があるかもしれません。

そうなると、英語学習については小学生によりかなりのレベル差が出ると予想されます。

定評のある通信教育、英語講座の評判は?
参考記事はこちら↓

 

小学校5年生から

英語が正式な教科となり、必修科目になります。

正式な教科となる5年生・6年生の授業では、「話す」「聞く」に加えて、基本的な「読む」「書く」も含まれます。

「教科になる」というのは、

  • 明確なカリキュラムがある
  • 定められた教科書がある
  • 成績がつく

つまり、国語や算数と同じ扱いになるということです。

定められた教科書というのは、文部科学省の検定に合格した教科書です。

2018年5月現在では、小学校で使用する英語の教科書は「we 」
テストが行われて通知表に数値による成績がつくということです。この「成績がつく」というのが、生徒、保護者、学習塾業界などに大きなインパクトを与えるのは言うまでもありません。

以前は中学校一年生の授業で必修だった内容が、小学校5年生から始まるというイメージです。

英語は必修科目ですので、通知表に成績がつくようになるというところが、親御さんにとってもドキドキなポイントですね^^;

 

中学入試で変わること

実は、小学校で英語が必修化・教科化することにより一番に影響があるのは中学受験です。

一昔前は、英語の授業は中学校からだっため、中学受験で受験教科に英語はありませんでした。

しかし、小学校から英語を学習することになると、中学受験で受験教科に英語も含まれるようになります。

特に偏差値が高い私立中学校については、英語の教科を重要視して試験を作成すると予想できますよね。

現在はまだ、帰国子女の受験における英語試験がメインとなっていますが、今後小学校での英語授業が普遍化すれば、中学受験対策も変わってくるということです。

  1. 小学生の通知表に英語の成績がつく
  2. 中学受験で英語の教科が追加される
  3. 小学生が通う塾で英語教科が追加される
  4. 小学生の英語教育が過熱する

こうして、子供にとっても親にとっても負担が増す状況が、将来やってくると考えられます。

高校入試で変わること

高校入試では、国語・数学・理科・社会で勉強した知識を使って、複合的に自分の言葉で説明する問題が増えます。

理科や社会の問題なのに、数学的な考え方を求められるケースもあります。

親世代が頑張って勉強してきた暗記一辺倒ではなくなるため、戸惑いもありますよね。

さらに東京の都立高校では、英語スピーキングテストを導入する予定もあるといいます。

思考力・表現力が問われると言えそうです。

また、文部科学省では、高等学校教育と大学入学者選抜、大学教育をひとくくりにして新しくしようと試みる「高大接続改革」を進めているとか。

時期学習指導要綱は、小学校・中学校・高校とも「学力の3要素」を踏まえて改定され、大学入試ではその成果を問うものという考え方が始まっています。

大学入試で変わること

センター試験は廃止、新しく大学入学共通テストが始まる

2020年度の大学受験から、現行の大学入試センター試験が廃止となり、新しく「大学入学共通テスト」になります。

チェックマーク式答案用紙はなくなり、記述回答問題が多くなります。

具体的にどう変わるのかというと、国語と数学は、マークシート式に加えて記述式が導入されます。

国語・数学以外にも、地理歴史公民、理科の分野にも2024年には適用される予定です。

また、英語は従来の「読む・聞く」に「話す・書く」が加わり、4技能が全て試されることになります。

そのために民間の資格・検定試験が活用されますが、認定されているのは以下の団体の計23試験です。

  • 国際ビジネスコミュニケーション協会
  • ベネッセコーポレーション
  • 日本英語検定協会
  • ケンブリッジ大学英語検定機構
  • ブリティッシュ・カウンシル
  • Educational Testing Service
  • IDP

国内での大学入学者選抜への活用実績や、高校学習指導要領との整合性から、これらの団体が認定されました。

条件付きの物もあります。

また、「大学入学共通テスト」の2次試験は、より高度な記述試験と、面接や調査書も重視されると言われています。

推薦・AO入試にも変化が?

国立大学協会では、多様な資質や能力を評価できると認識されている推薦・AO入試を入学定員の30%にすることを目標にしているとか。

推薦・AO入試は、これまでの調査書などの出願書類だけでなく、

  • 各大学が実施する小論文などの評価方法
  • 大学入学共通テストの活用

が必須になるということです。

私立大学の大学入試はどう変わる?

私立大学についても、同様に入試試験を新しくしようという動きがあります。

学力の3要素を踏まえた内容や、新たな試験のスタイルを検討している状態です。

 

新学習要綱の変化に合わせて家庭でできることは?

小学生の頃から、日常で「考える・判断させる」習慣をつけることが大事だと思います。

例えば、

  • 旅行先を家族会議を開いて子供にも選ばせる・理由を説明させる
  • お出かけ先やイベント参加も子供がやりたいものを選ばせる・それをやる・継続する理由を説明させる

などです。

何かに興味を持つことで、好奇心は育っていくものです。

それは、主体性を持って考えて、経過を見て判断し、表現することにつながっていきます。

特に大学入試からは今までの入試試験対策では補えない内容になってきますし、英語でも「話す」「書く」表現力が今よりも重視される試験内容となります。

まさに自分の考えを述べる力が問われる時代ですから、家庭でも「学力の3要素」を生活の中で培っていくことが大事だと言えます。

まとめ

フクロウ先生としては、今回の教育改革は結構良いんでないかな?と思っています。

今までの勉強法だと、やはり試験対策的というか、それで生徒の力を推し量れるのかしらん?」という疑問もありますよね。

もちろん改革当初は、ルールも整っていないので不都合も多々あると思います。

でも年数を重ねてこの方式が社会の中で整備され馴染んでくれば、教育環境が遅れていると言われる日本も、いい教育環境になっていくじゃないかなって希望を持っていますよ!

 

私の頭の中には、いつも「適材適所」という言葉が浮かぶんですね。

その人の強みを生かした、仕事に就けたらいいなって思うんです。

今回の教育改革はその一助になると思っています。

この改革により、子供達がより自分の才能を開花して、社会に羽ばたいていくことを願わんばかりです・・・!

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フクロウ先生

フクロウ先生です。関西圏在住、3人の子供がいます。 教育、特に家でできる家庭内学習に高い興味があって、小学生向けの通信教育と家庭学習について研究&解説しています。 子育て方針としては、学校の偏差値や点数よりは、将来食べていけるかどうかという長い視点で総合的に判断することが多いです。

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