「寒いなぁ、外に出たくないな…」なんて、子どもからよく聞く言葉ですよね。
寒いから、こたつに入ってゲームをしたり・・・テレビを見てぬくぬく過ごしたり・・・。
それも良いですが、寒くて長い冬休みだからこそ、子どもたちの心を大きく育む体験を親子でしてみませんか?
今回は、寒い冬だからこそ楽しめる、子どもたちの学びを深める体験についてご紹介します。
好奇心を刺激する、冬のおすすめ体験
キラキラ輝くイルミネーションを見に行ったり、真っ白な雪の上で雪合戦をしたり。
実は、そんな体験を通して、遊びの中で生まれた疑問が、学びへとつながっていくこともあるんです。
冬ならではの、子どもの好奇心を刺激するおすすめ体験として、例えば以下はどうですか?
- キラキラ輝くイルミネーションを見に行く
「あのイルミネーション、全部で何個の電球が使われてるんだろう?」 - 冬の星座を探して夜空を見上げる
「星座までの距離ってどのくらいだと思う?」 - スケートリンクでツルツル滑る
「スケートリンクの下はどうなっているの?リンクの厚さは?」 - 雪合戦や雪だるま作り
「雪だるまを作るのに、どれくらいの雪が必要かな?」
もちろん、事前に調べてお話ができるようにしておかなければいけませんが・・・(汗)
親も勉強して、子どもと一緒にさらに深掘りして学ぶなど、普段何気なく過ごしたり遊んだりしている体験を、学びに変えることができます。
冬の寒さを楽しむイベントや遊びを通して、自然と数字に触れることができれば、理科や算数、社会などの座学だけではない面白さに気づくきっかけとなるかもしれません。
また、暖かい屋内でも、たくさんの体験学習ができます。
例えば・・・
- 電車のダイヤを見て、時間や距離を計算する
- 料理を作るときに、分量を測ったり、時間を計ったりする
- プラモデルを作ったり、DIYをしたりする
- 博物館や科学館に行って、興味の範囲を広げる
- プラネタリウムを見に行く
冬休みだからこそ、家族で楽しい体験をすることをオススメします!
最近の我が家のおうち体験は・・・
我が家では、熟し過ぎてしまったバナナでバナナケーキをよく作るのですが、先日、時間を持て余している次女(小学校3年生)に、そのバナナケーキを作ってもらいました。
いつものレシピを確認しながら材料を量るところから始まり、オーブンで焼く時間、焼き加減の確認など、料理の工程一つ一つが、子どもにとって貴重な学びとなる良い機会になりました。
特に印象的だったのは、材料を量る場面です。
お菓子作りは数字を適当にすると失敗しやすいので、まずはバターを計量してレンジで30秒チンして、次に砂糖を計量して混ぜて・・・と、集中して取り組んでいました。
また、オーブンで焼く時間についても、「40分ってことは、出来上がりは何時になるかな?」と時間を計算して、タイマーが鳴ると「やった!できた!」と満面の笑みを浮かべていました。
ケーキが焼き上がるまでの間には、一度、真ん中を切る工程があるので、「15分経ったらどんなふうに焼けていると思う?」と質問すると、次女は「もっとふっくらするんじゃない?」と予想していました。
実際に焼きあがったケーキを見て、「思ったより膨らんでいるし、色が濃いね!」と、予想と結果を比べることで、物事の変化を捉える力も養われたように感じます。
こうしたお菓子作りや料理を通して、単に料理を作るだけでなく、数量感覚や時間の概念、変化の捉え方など、様々なことを学ぶことができると思います。
さらに、完成したケーキを家族みんなで「美味しい!」と喜んで食べれば、「私が作ったんだよ!」と自信たっぷり。成功体験を得ることができて、自尊心も高まります。
自分で作った料理を味わう喜びは、心を満たして、食への興味も深めてくれるでしょう。
学習は楽しいと思うところから学習を始めよう
寒い冬は、子どもたちの好奇心を刺激する、楽しい体験がたくさんあります。
長期休みだからこそ普段の日常の範囲を超えて、もっと視野を広げてみれば、楽しそうな体験やイベントなどが、きっと見つかるはずですよ!
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この冬は、子どもたちの世界を広げる体験をたくさんさせてあげましょう!