長女の小学校一年生の最後の授業参観と懇談会の時のことです。
授業参観では一年間でできるようになったことを一人一つ発表し、懇談会では親と先生で、子供の一年間の成長などをお茶しながらお話をする時間を過ごしました。
小学校一年生の子供たちの成長ぶりには目をみはるものがありますね。
それぞれの家庭で、一年間いろいろなことがあったんだな〜と感慨深い会でした。
参加してよかった!やっぱり十人十色ですね。
今回は、小学一年生の成長したこと-授業参観と懇談会で話すネタについて、これから懇談会を経験する方に向けてご紹介したいと思います。
一年生最後の授業参観の様子
授業参観では、教科は「生活」をしました。
子供達が一人一つ、自分が一年生の間にできるようになったことを発表する時間です。
30人強の人数がいるクラスですから、いろいろな子がいるんですね。
やんちゃな子、おとなしい子、ハキハキとした子、恥ずかしがり屋の子…本当に様々な顔が見られました。
何がびっくりしたかって、入学式なんてついこの間のことのように思い出されるのに、クラスの子供達の背がすごい伸びていたことです。
正装しているけどなんとなく頼りない感じだった入学式の日から、だいぶ成長したなあと他人のお子さんでも感じる、感慨深い時間でした。
子供が「一年間で出来るようになったこと」を自ら発表する時間もあり、
- 漢字が書けるようになった
- 縄跳びが飛べるようになった
- こままわしができるようになった
- ピアニカを弾けるようになった
- そろばんができるようになった
- ダンスができるようになった
など、子供によって発表する内容は様々でした。
例えば漢字なら、一文字選んで黒板に書いてみる・漢字練習帳をお披露目する、といった発表でした。
縄跳びも、教室の前の空間を広くとって実際にあやとびなど飛んでみたりして。
実際にそういったことができるようになったというのはもちろん、それを堂々とみんなの前で発表する様子に、すごく成長を感じましたね〜^^
とっても和やかな授業でした。
懇談会では親が子供の成長を話す時間も
懇談会では、お茶とスイーツが出ましたよ^^
はじめに先生から一年間の終わりの挨拶がありました。
そのあと、集まった20名弱の親御さんが、自分の子供が一年間で成長したこと・できるようになったことを話しました。
「やっぱり一年生はいろいろと環境の変化があって、それぞれの家庭で大変だったんだな〜」って、なんとくなくホッとしたというか、「うちだけじゃないんだ」って思えました。
長女は一学期、結構荒れている時期があったものですから・・・^^;
一年間で出来るようになったこと[我が家の場合]
長女の場合は、小学校に上がって1学期の頃は、学校から帰ると不機嫌な様子で、ちょっとしたことで癇癪を起こしギャーと泣いたりしたことがよくありました。
また、夜中に夢を見ているような、夜泣きっぽいこともよくありました。
保育園から小学校に上がって大きく変わることといえば、身の回りのことは全部自分でしなければいけないことや、生活リズムが変わることですよね。
いろいろなことがガラッと変わったので、親が思う以上にストレスがあったんだと思います。
毎日の学校生活にも慣れてないのに、学童で5時まで過ごして、さらに帰ってから次の日の準備もして…というスケジュールが、長女にとっては大変なことだったと思います。
当時は心配しましたが、これも夏休み明けの2学期には全く無くなりました。
むしろ2学期は、学校生活に慣れて友達とも仲良くなって、毎日楽しそうでした。
我が家の校区の小学校は宿題が多めなのですが、毎日の宿題に加えて、家庭学習として通信教育(スマイルゼミ)を《国語3項目・算数3項目・英語1項目》、週4日はこなせるようになりました。
また、12月から習い事のバレエも始めてさらに忙しくなったけど、長女なりに頑張っている様子で、もう3学期の今では自分のペースでやるべきことを進めている姿が頼もしいです。
他のお子さんの一年間で出来るようになったこと
他の親御さんの話も、思わず「ウンウン!」とうなずけたり、ちょっと感動しちゃうような話も多かったです。
「もう、共感!共感ですよ〜!」って感じでした。
例えば・・・
- 1学期は学校に行きたくない時期があって、朝お母さんと一悶着あるともう泣いて行きたくなくって、一時間目が始まるくらいにパパと登校することもあった。→今はそんなことはなくなった。
- 毎日の宿題を嫌がって、泣きながらお母さんと一緒にやった。→今は頑張って進めている。
- 計算が苦手で、これまた泣きながらお母さんと一緒にやった。→計算ができるようになった。
- 毎日の登校準備が慣れない時期は、次の日の準備だけでもパニックになってギャーとなった時もあったが、もう慣れて普通にできている。
- 文字をきれいに書こうと頑張って、綺麗に書けるようになった。
- お勉強よりも動くことが好きで、宿題をやることは結構親にとっても負担だったが、継続して頑張っている。
- 縄跳びが全然できなかったのに、あやとびまでできるようになった。
- 発表が苦手だけど、前に出て話すことができるようになった。
- 家では兄弟と喧嘩してすぐに泣くような子だけど、学校では一度も泣かずピリッと頑張っている。
などです。
なるほど、やっぱりどのご家庭も色々と負担があったのね。
これぞ、小学校一年生の大変さです・・・。
環境が変わるって、すごくストレスなんですよね^^;
一年生の学校生活から振り返ってみる
もし懇談会で何を話せば良いかわからない時は、子供の一年生の学校生活を振り返ってみてください。
- 一年生になって初めてのことが多いにもかかわらず、何事にも一生懸命よく挑戦して頑張った
- 体育大会等、小学生になって初めての行事を一生懸命真剣に取り組んだ
本当に色々なことを経験した一年間だったと思います。
・泣いたり
・怒ったり
・笑ったり
・頑張ったり
みんなが楽しいことばかりで毎日を過ごせたわけではないと思います。
辛いことがあっても、乗り越えようと努力した子供もいるでしょう。
気持ちがしんどくなって、少しお休みが必要だった子供もいるかもしれません。
この一年間、小学校では子供達のいろいろな表情を見ることができました。
それぞれが、それぞれの思いを持って過ごした一年間は、きっと、子供を強く優しく成長させてくれると思います。
一年生の勉強の様子を振り返ってみる
また、勉強面でがんばっていたことなどをお話しするのも良いと思いますよ。
- 毎日しっかり宿題を頑張った。
- 学校の授業でも繰り返しプリント問題を解いて、国語と算数の力がついた
- 国語の漢字は「ハネ」「はらい」を細かく注意して基本をよく学習した
- たくさんの図書を読むことができた
- 算数の計算のスピードがとても速くなった
- 時計を読むことができるようになった
お勉強については、大人から見れば簡単な国語と算数ですが、子供にとってはとっても内容の濃いものだったと思います。
一年生の家庭で苦労したことやフォローしたことを振り返ってみる
小学一年生はまだまだ低年齢ですから、家庭でもフォローは必要だったはずです。
- 毎日の宿題チェックや生活チェックノートの記録をしたり
- 家庭でも図書館で借りてきた本を読ませるようにしたり
- 学校の授業では理解できなかった内容を、家庭で教えたり
- 体調不良になりやすくて、健康面は結構気を使ったり
小学校一年生に上がると、子ども自身が忙しくな離、保育園時代とはぜんぜん違う生活になります。
その生活の変化で、子どもも親も大変な面は必ずありますので、逆にグンっと成長することも多いと感じます。
二年生に向けて
先生は、「できなくても・失敗しても大丈夫!」という雰囲気をクラスで持つようにしてくれていますが、まだ茶化して笑ってしまう生徒もいます。
それでも、頑張ってやろうという姿勢がクラスの子供達に見られます。
今回の授業参観&懇談会で、小学校ってお勉強だけじゃなく、すごく大切なことを教えてもらえるんだな〜って思えて、ちょっと有難かったです。
一年生という期間は、あと一ヶ月半。
本当にあっという間の一年間でしたが、子供にとってはすごく濃い一年だったと思います。
一年生になってから色々なことを頑張ってきた子供達。
一年の区切りに、「よく頑張ったね!」と子供を褒めてあげましょう。
そして、気持ちを新たに引き締めて、二年生になってもいろいろなことに臆せずチャレンジして欲しいですね^^