「小学ポピー」は、幼児から小学校6年生までを対象とする通信教育で、全国の小・中学校のドリル・資料集・副教材を作っている会社・教育出版社が作成しているという点が特徴です。
そのため、「学校のテストに強くて良心的な価格」と定評あり。
「学校の授業をしっかり定着させたい」「テストで100点を目指したい!」という小学生なら、ぴったりの通信教育です。
この記事では、小学ポピーについて実際に利用した人の体験談・感想からまとめた、良い口コミ・悪い口コミなどの評判をご紹介します。
▶︎▶︎▶︎小学ポピー(公式ページ)はこちら
小学ポピーについて
小学ポピーはイードアワード2017年において、小学生の通信教育総合ランキングで1位である最優秀賞を受賞しています。
他、部門賞で以下の3つも受賞していますよ。
- 教材が良い通信教育
- 継続しやすい通信教育
- 学費の満足度が高い通信教育
老舗の通信教育として、第三者機関からも評価される優秀な教材だということがわかります。
ちなみに、ポピーに申し込むと担当支部から教材が届くようになっています。「支部」とは、つまりは販売代理店で、全国に450以上の支部があるとのこと。「どの販売代理店から教材が届くのか?」は、地域によって違うようです。
例えば我が家は「パーソナルサービス」という全家研ポピー本部が運営している支部から届きますよ!
ポピーの支部の調べ方は簡単で、申込しなくてもわかります。
ポピーの公式サイトの「入会申込」ボタンをクリックすると、電話番号と郵便番号を入力するページが表示されますので、2つを入力すると支部が表示されますよ。(住所入力など必要な申込み画面まで遷移しなくて大丈夫)
小学生向け教材ポピーの良い&悪い口コミまとめ
良い口コミの評判をまとめると
良い口コミをまとめると、以下のような評判でした。
- 月額料金が安い
- 教科書準拠
- 1ページ10分程度で無理なく続けることができる
- 提出課題&添削サービスがない(無駄がなくて良い)
- ライブ授業や悩み相談や会員用の情報誌
それぞれの口コミを詳しくみていきましょう!
良い口コミ01
小学3年生から息子が小学ポピーを始めました。
それまで他の通信教育を使っていましたが、付録がすごく充実していて子供も喜ぶものの、問題集があまり…
量も少なく難易度も優しい印象でした。
そこで、ここまでいろいろな付属物はいらないかな、と考え直してからの、小学ポピー。
息子の場合は、とっても良い決断だったと思います。
ポピーにしてから毎日の家庭学習を癖付けるように親も頑張りましたが、内容がお勉強だけでシンプルですし、枚数を決めて取りかかれば子供も飽きずに頑張ることができました。
結果、学校のテストの点も良くなりました。
教科書に沿っているのが、良いですね。
良い口コミ02
小学校4年生の娘が小学ポピーに入会しています。
教科ごとに教材が分かれていて、教科書の基礎の部分を復習できるのが良いです。
解説も分かりやすく、学校の授業で分からなかった部分を補うのにも役立っていますし、先に進めば予習もできます。
ドリルがたっぷりあるので、何度も解くことで学習が身につくように感じます。
良い口コミ03
小学校3年生の子供が小学ポピーを始めました。
国語・算数・理科・社会で毎月テストができるのですが、これで学習が身についているかのチェックができるし、学校のテストの前に解いておくことでテスト対策になります。
教科書内容の他にも、『ハイレベルワーク』という教材があって、少しですが応用問題を解くこともできます。
良い口コミ04
学習教材として内容も量も充実していると感じますが、子供向けの雑誌?が面白いです。
内容は学年に沿ったものになっていて、例えば「不思議がいっぱい」という冊子で物の発明の流れを知ることができたり、歴史漫画を読むことができます。
ま他、「こころの文庫」と言って学年に合う本が一冊毎月郵送されてきます。
これも、親として読んでほしい本の内容で選択が良いと思います。
親としては、親向けの子育て情報誌を毎月読むようにしていますよ。
悪い口コミ
悪い口コミをまとめると、以下のような評判でした。
- 内容がほぼ基礎の問題だけであるところが物足りない
- 本屋さんの問題集とどう違うのか?小学ポピーである意味は?疑問
それぞれの口コミを詳しくみていきましょう!
悪い口コミ01
小学ポピーは教科別に教材が分かれていて、細々としています。
そのため、子供が低学年のうちは親が整理して、見てあげなければいけません。
ただ、子供にとっては冊子が薄いので書きやすかったり、やる気も出るのかもしれません。
悪い口コミ02
内容が教科書に沿っているものなので、親が丸付けをして間違っているところを直させたり、解説したりとチューターのような立ち位置を作らなければいけません。
よくあるプリント学習でも、いいのかな…なんて頭をよぎることがあります。
月額料金を合わせると年間3万円を超えるので、本屋さんで子供に合った問題集を買ってきてやらせるのとそう変わらないかな?
とも思うのですが、選ぶ手間もありますよね。
学校の授業&テスト対策なら、毎月あった内容が送られてくる小学ポピーは楽です。
小学ポピーの進め方
小学ポピーは学校の教科書準拠なので、教材は学校の授業の予習・復習に利用します。
- その月に届く教材のうち、まずは各教科のワークを解いていきます。
- ワークが終われば、「まんてんチェック」のページに取り組みます。
- 最後にテストに取りみます。学校のテストの予行演習になります。
小学ポピーの詳しい教材についてはこちらの記事で紹介しています>>>小学ポピーの教材はどんなもの?学年別に紹介します
小学ポピーの効果は?先取りできる?[体験談]
【小学ポピーを利用している3人の娘さんがいるパパより体験談をいただきました】
私の家でも、次女と三女がポピーを使用しています。
娘たちは、授業が分からないわけでもなく、かといって簡単すぎてつまらないと感じているわけでもないので、ポピーのレベルがちょうど良いと感じています。
量が多いか少ないかについては、意見が分かれるところだと思いますが、娘たちにとっては多いようです。
実際、1か月以内に余裕をもって教材が終わることはなく、遅れてたまった教材を週末にまとめて進めたり、長期休暇にまとめて取り組んだりしています。
学習の補助となる付録はついてきます。
例えば、1年生であれば、たし算・ひき算の練習カードや時計の模型が届きます。
しかし、毎月ではありませんし、決して楽しいというものでもありません。
でも私は、ここは良い点だと感じています。
楽しげな教材は、届いたときは物珍しく使ってみますが、まさに「使ってみる」で終わることが多く、「学力の向上にはつながっていない」と感じることがあります。
教材はカラーで挿絵もあるので、ぱっとみてあまりにも「つまらない」というわけではありませんが、過剰な挿絵もなくシンプルです。
やはりシンプルであるがゆえに、自分から積極的にやりたがるということは少ないです。
「一緒にやろうか」と声をかけて隣に座ると始めますし、始めてしまうと集中して取り組みます。
ここは、シンプルである良さだと思います。
余分にキャラクターなどがいないので、気が散ることがありません。
問題を解くとすぐに丸付けして欲しがりますから、そういう意味でも親子で時間を作って一緒に取り組んだほうが良いです。
一人で解いて、「丸付けして」と言ったときに、すぐに対応できないとおもしろくないようで、次に進みたがりません。
夫婦共働きのため子どもは学童に預けているので一緒に過ごす時間がなかなかとれないのですが、こうして小学ポピーを一緒にやる時間は、子どもの様子が見られるので貴重な時間だと感じています。
どんな学習教材についても言えますが、子どもにあったものが一番です。
ポピーは授業の復習としてとても効果があります。
授業に沿った内容の教材が届くので、先取り学習には向いていないと思います。
そして、親子のコミュニケーションツールとしても効果があると思います。
ぜひ、選択の参考にしてみてください。
小学ポピーには英語教材もあります。こちらの記事で詳しくご紹介していますよ>>>ポピー英語教材はどんな内容?特徴とメリットデメリットをまとめてみました
小学ポピーの教材にはハイレベルワークもある!
学校の教科書準拠レベルであり「問題は基礎的なものだけ」という評判が多い小学ポピーですが、実は追加料金を払えばハイレベルワークという教材をプラスすることができます。
- 小学3年生〜6年生が対象
- 国語と算数の2教科のみ
- 基礎+発展+活用の問題で構成された教材
国語は、資料を読み取って答える問題や、自分の意見を表現する問題などが出題されます。
算数は、筋道を立てて考える問題や、考え方を説明する問題などが出題されます。
- 3年生・4年生:各A4冊子96ページ(解答別冊)1,320円
- 5年生・6年生:各A4冊子136ページ(解答別冊)1,320円
小学ポピーの教材以外の保護者サポート
小学ポピーのイベント・学習サポートサービス
小学ポピーに申込むと、教材が届くだけではなく、以下のようなイベントや学習サポートサービスがありますよ!
- 学習相談
ポピーの教材の中でわからない箇所や「解き方・教え方・解答」についての質問をすることができる - 授業進度対応
学校の授業がポピー教材よりも進んでしまったとき、授業に対応する号の教材を届けてもらえる - 算数マスターズ
「算数・数学思考力検定」の問題を参考にした解答応募イベントを年2回実施。答えは「ポピーmyページ」から解答が見れます。 - 年賀状コンクール
ポピーへ送る年賀状がコンクール入賞すると、賞品がもらえる - 俳句コンテスト
年1回開催。入賞すると、賞品がもらえる - がんばり大賞記念品
ポピーdeはなまる集めよう!「はなまるシール」を集めて応募すると「がんばり大賞記念品」がもらえる
小学ポピーの保護者サポート
また、小学ポピーは毎月届く教材のほかに、保護者向けのサービスが追加費用無料で利用できますよ!
- 教育相談サービス
子育ての悩みや勉強の仕方などに関する相談ができる - ポピー診断
親子関係、友だち関係などの子育てに関するテーマで現状を診断&アドバイスしてくれる - 教育対話活動(※地域により異なる)
地域によりますが、「子育て講演会」「母親セミナー」「学び方教室」等が開催され、ポピー会員が参加できる
小学ポピー教材の料金(学年別・月額)
小学ポピー教材の料金は、入会金・年会費は無料なので、利用する月の教材費のみがかかります。
学年 | 月額料金(税込) |
---|---|
小学1年生 | 2,500円 |
小学2年生 | 2,900円 |
小学3年生 | 3,300円 |
小学4年生 | 3,300円 |
小学5年生 | 3,800円 |
小学6年生 | 3,800円 |
小学校6年生でも月額3,800円という料金は、他の通信教育と比較してもかなりリーズナブルで良心的なお値段ですね!
ちなみに「ポピー教材を年払いしたい」という質問がありますが、本家大本の小学ポピー(公式ページ)では年払いは無く毎月払いのみです。
ただ例外があって、販売代理店の「さんけん社」さんが運営する小学ポピーサイトから購入すると、年払いを選べたりします。
月額料金はどちらも同じなんですが、年払いを選ぶと「さんけん社」さんの方が少し安い感じです。
ただ、基本的には本家大本の全家研「小学ポピー(公式ページ)」から入会するのがおすすめ。担当のモニターさんがついてくれて安心です。
小学ポピー教材を退会する方法
申し込みをするということは、いつか退会することもあるわけで。
ポピーは入会金0円で申込が簡単ですが、退会も簡単です。
小学ポピーの申込みを検討する方は、退会する方法も一緒に見ておいてね。
小学ポピー教材はおすすめ?評判まとめ
小学ポピーは、まず月額料金の安さが特徴ですね。
また、教科書準拠で授業の予習・復習・テスト対策はバッチリ学習できます。
小学校の副教材を手がける新学社が小学ポピーの編集・出版をしているので、教科書に沿った内容という意味では通信教育の中でも信頼の置ける教材です。
提出課題&添削はなく、これについて「無駄がない」という良い評価もあります。
家庭学習の習慣をつけるという意味では十分な内容ですが、タブレット学習と違って答え合わせと解説をしなければいけないので、最後に親が見てあげる必要があります。
わからない問題などあれば教えてあげたりして、親子のコミュニケーションにもなります。
問題自体は難しく無いので親が教えるのはそう負担にはならないと思いますが、時間を割くという点では、親の協力が継続の鍵になりそうです。
また、悩み相談電話・保護者向け情報誌が教材とは別でありますので、親の子供に対する学習教育の指標も把握することができ、安心感に繋がるかもしれません。
最後は、【子供の学習レベル】【子供と教材の相性】になると思います。
一度資料請求でサンプル問題を手にしてみるといいと思いますよ。
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小学ポピーは基礎的な・教科書に沿った内容を中心としているため、発展問題・応用問題などはあまりありません。
ここは、「良い」という口コミと「悪い」という口コミに分かれるところです。
口コミで共通して挙げられていたのは「教科書準拠で授業の復習ができるところが良かった」という内容です。
ポピーは基本的には、高いレベルを目指して学習をするためには向きません。
あくまで授業内容の定着と家庭学習の習慣化が目的です。
もし中学受験を検討していたり、高いレベルの学習を目的としているならば、小学ポピーは方向性が違うと思います。
中学受験を目指すならZ会・進研ゼミが対応しています。
また、応用問題も解かせたいならハイレベルコースのあるZ会・進研ゼミ・スマイルゼミあたりを検討すると良いですね。または、ハイレベルな市販の問題集を併せて利用するのもアリです。
授業内容の定着が目的であれば、チャレンジ進研ゼミ小学講座も検討すると思います。
小学ポピーとチャレンジを比較した記事があるので、こちらも読んでみてね!
>>>ポピーとチャレンジ進研ゼミ、小学生ならどっちがいい?料金や教材内容などの特徴から比較してみました