子供の通信教育といえば、安価でシンプルな小学ポピーも定番ですよね。
小学校での英語の教科化をうけて、各通信教育で英語教材が充実してきています。
小学ポピーの英語教材はどのようなものになっているでしょうか?
この記事では、ポピー英語教材はどんな内容なのか?特徴とメリットデメリットなどをまとめてみました。
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小学ポピーの英語教材はどんなもの?
基本の英語教材
ポピーの英語教材は、基本的にCD付きの冊子です。
1年生から4年生までの英語教材は、年1回【CD1枚・冊子1冊】です。
1・2年生の英語教材「ドレミで英語」↓

https://www.popy.jp/shogaku/1nen/より引用
3・4年生の英語教材「Popy Hello English」↓

https://www.popy.jp/shogaku/3nen/より引用
5年生と6年生は、年2回【CD2枚・冊子2冊】です。
5・6年生が「Popy Hello English Plus」とタイトルが変わっていきます。↓

https://www.popy.jp/shogaku/5nen/より引用
また、5年生では「アルファベット練習帳」というアルファベットの練習用ワークが入会時に貰えます。↓

https://www.popy.jp/shogaku/5nen/より引用
8月の夏休みにポピーをしていると届く英語教材(2018)
また、3年生からは8月に英語マンガが届きます。
教材とまでは言えませんが、楽しく読んで子どもたちの英語に対する興味を引き起こす工夫と言えます。
3年生の8月号に届く英語教材

https://www.popy.jp/shogaku/3nen/より引用
3年生には「ポピーdeローマ字わくわ~く」というローマ字の練習用ワークも!↓

https://www.popy.jp/shogaku/3nen/より引用
4年生の8月号に届く英語教材

https://www.popy.jp/shogaku/4nen/より引用
5年生の8月号に届く英語教材

https://www.popy.jp/shogaku/5nen/より引用
ポピーの英語学習のメリット・デメリット
ポピーの英語教材は、付録的なものも少しありますが、基本的には、年1回〜2回届くCD付き冊子だけです。(5・6年生は年2回。)
これだけ見ると少ないと感じると思います。
実際、量としては決して多くはありません。
1年生の教材は集中してやれば、1日もあれば一通りやりきれるぐらいの量です。
この点がまさにメリットであり、デメリットでもあります。
量が多くないため、取り組むことがそれほど負担になりません。
少しずつ取り組めば、1回1回の負担は少ないので、「英語をやってみたけど良く分からなくて嫌いになる」ということはないでしょう。
もちろん、英語嫌いを作らないための工夫は他の教材でも行っていて、楽しく学べるようにしているので、他の教材でも言えることかもしれません。
しかし、物理的に量が少ないことで、どうがんばっても嫌いになるほど英語の学習を行うことができない、ということはこの量の良さです。
デメリットは、やはりその量の少なさです。
小さい頃から高い英語力を身につけさせて、英語検定も受検させて中学校レベルの級まで取得させたいとしたら、この教材に取り組むだけでは無理でしょう。
こう考えると、ポピーの英語教材は高い英語力を身につけるためのものではなく、英語に触れて、楽しんで好きになって、中学校入学したとき、いきなりつまずかない程度の英語力を身につけるものと考えるべきです。
英語教材にどう取り組むか
量が少ないので、いっぺんにやろうとせずに、少しずつ取り組むのが良いでしょう。
毎日でなくても、1週間に2・3日行えば1か月でも十分に終わります。
そのため同じ内容を繰り返し学習するようになります。
そうして繰り返すたびに、不安なく取り組めるようになります。
もし難しい英語教材を使って次から次にステップアップしていったら、「自分のペースに合わせられない」と自分の中の自信が失われていってしまうかもしれません。
こうなると、子供の中で次第に英語に対する不安が大きくなり、結果的に英語を嫌いにさせていきます。
小学ポピーの教材ならば、こうしたことにはならず、繰り返し学習の良さがあります。
CDが付属した本が届きますが、CDで音と聞きながら、本を見て、動きがあって、発声してとやることがたくさんあります。
これは、特に低学年のうちは一人で学習することが難しいため、保護者が一緒にCDを操作しながら学習に取り組むのが良さそうです。
学年が進んでくるとCDの操作にも慣れてきますし、同時にいろいろなことを行うことが可能になってきます。
しかし、年齢が高くなると、今度は同じことの繰り返しが苦手になってきますから、量が少ないのもあって何回かやるとあきてしまうこともあります。
だから学年に限らず、英語に関しては保護者は一緒に関わって、楽しく学習に取り組めるように工夫が必要です。
まとめ
ポピーの英語教材は量も少なく、まさに付録と考えたほうが良いでしょう。
量が少ないことはデメリットにも見えますが、「やりとげることの障壁が低い」ことも意味しますため、メリットとも言えます。
小学生のうちから高い英語力を身につけさせたいのではなく、「中学校で全然分からなくて困ることのないように、学ばせたい。」と思うのならば、良い教材だと思います。
ただし、保護者も一緒に取り組むことが必要です。
子どもと一緒に取り組むと楽しいですし、子どものとの絆も深まります。
ポピーをするなら、ぜひ英語教材も一緒に楽しんでください。