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かけ算九九の5つの覚え方-歌・語呂合わせ・ゲーム・カード等

小学生算数の最初の難関とも言えるのが、かけ算九九

まずはこの難関をクリアしないことには、今後の算数の勉強にも支障が出てきてしまいます。

何より、つまづく事で子供達の意欲が失われたり、 算数が嫌いになってしまっては大変です!

逆にかけ算九九を覚える事で自信にもなりますし、算数が好きになるきっかけになった子供もいます。

色々な楽しい方法もありますので、お子様に合った覚え方を見つけて楽しく覚えましょう!

この記事では、小学生のかけ算九九を、歌・語呂合わせ・ゲーム・カードなどを使って覚える5つの方法についてご紹介します。

かけ算九九の歌で覚える

子供の頃の歌は大人になった今でもしっかり覚えていたりしますよね?

脳が発達する時期から音楽は身近にあり、記憶を助ける役割をしているからだそうです。

何かを覚える方法として歌に合わせるのはとても効果的で、九九に限らずメロディにのせて記憶すると言う事が有効なのは、科学的にも立証されている方法なのだそうです。

九九の歌で検索すると、とにかくたくさんの歌が出てきます。

実際、私の周りの小学生に聞いてみても歌で覚えたという小学生が思ったより大勢いて驚きました。

では、九九の歌とはどういったものなのでしょうか?

九九の歌といっても、歌詞はほぼ暗唱と同じでした。

そう、ただ暗唱にメロディをつけたものが九九の歌なのです。

ただ唱えるだけで覚えるよりも、音程がついていたりメロディになっているほうが耳に残りやすく、記憶に残るということなのでしょう。

この九九の歌の面白い点は、いろんなメロディがあるところです。

実際私が話を聞いて歌ってもらった九九の歌にも、様々なものがありました。

通信教育の付録CDの歌だというメロディで覚えている小学生もいれば、動画サイトでお母さんが探してきた歌を見ながら覚えたという子、森のくまさんのメロディで覚えていた子もいました。

調べてみると、ドラえもんと一緒に覚えるかけ算九九の歌もあるようですし、覚えられそうな曲をお子さんと一緒に選ぶのもたのしいですね!

語呂合わせ(イメージ暗記)で覚える

語呂合わせも昔からの記憶方法ですよね。

先日テレビで記憶術が取り上げられていたのですが、人間の記憶は極端で強烈なイメージをこじつけて覚える事で、格段に効果が上がるのだそうです。

実際に実験で効果が紹介されていたのですが、ただ覚えるだけに比べて格段の差が出ていました。

何より、その時記憶する事も大切ですが、大事なのはその記憶をどう持続させて頭の中にとどめておくかと言う事なのです。

そういった点でも、語呂合わせやイメージで覚えるということは、長期記憶においてはとても効果的な方法ではないかと思います。

かけ算九九においては、小学生が覚えやすい語呂合わせを考えることがポイントです。

例えば

  • 2×2=4だと、忍者をイメージして・・・にんにん(忍者)がシーッと忍者が忍び足で隠れているところをイメージ。
  • 2×3=6だと、にいさん(兄さん)が6(人)・・・大家族ですね。
  • 誰もが考えた8×8=64の葉っぱが64枚

こういった小学生が考えそうな語呂合わせをイメージと合わせながら考え、九九と結びつけていく覚え方がこの語呂合わせの方法です。

授業の中で、こういった方法で指導されていた先生もいたようですが、子供達がこうした覚え方を自分たちで考えていく事で、とても印象深く記憶に残る事は間違いないでしょう。

それに何より、語呂合わせを考えるという事が、小学生にとってはとても楽しいと思うので、親子で面白い語呂合わせを考えながら覚えていく方法は、個人的にも取り入れたいなと思っています。

こちらもドラえもんですが、漫画でかけ算とわり算の仕組みを理解することができます▼

地道に少しずつ暗記する

九九を習う小学2年生レベルだと、集中力が続くのは30分ぐらいだという報告があるそうです。

そういった意味でも、根詰めて頑張ったところで1日に覚えられるものには限りがあります。

この方法はそういった点を考慮した方法です。

例としては、「2の段は2日で覚えてみよう!」「 3の段は・・・」といった感じで分割して覚えます

一度に一気に1段を覚えることが出来れば言う事ありませんが、厳しそうな場合は、子供の集中力と意欲が出るように、目標を小さく、負担を少しずつにしてあげるのです。

そうすることで子供達は達成感を味わうことができますし、次も覚えようという意欲にも繋がっていきます。

また、どうしても苦手な段が出てきてしまうのがこのかけ算九九の難所ですが、それを乗り切る方法としても、この分割方式はとても有効な覚え方だと思います。

苦手なものを一度にというのは、大人でも嫌ですし大変なことですから、子供にとってはなおさら苦手意識ができてしまい、余計に覚えられない連鎖が起きてしまいます。

でも、全部は難しいけど3つだったらできるんじゃない?!

そんな風に言われたら、できそう!という気持ちになりませんか?

それを三度クリアすれば、結局は1つの段を全てクリアした事になるのです。

子供の適応力はすごいもので、最初は分けて少しずつしかダメだったとしても、そのうち全て繋げてスラスラ言えてしまうようになっていきます。

まずは、集中してできる範囲を大人も理解してあげることです。

覚えなきゃ!と長時間根詰めてやるのではなく、焦らず少しずつ分けて覚えることが結果的には近道になります。

お風呂で分割暗記を一緒にするのも良いかもしれません▼

アプリ・カード・おもちゃ等を使って覚える

今の時代、小学生の子供さんでもスマホやタブレットに触れる機会は多いのではないでしょうか?

そうしたものに触り慣れている小学生なら、タブレット等に九九に関連するアプリを入れてあげるのも効果的です。

例えば、こんなアプリがあります▼


算数忍者〜九九の巻〜ゲームで九九が好きになる!

 

 

子供が覚えるにあたって一番大切なことは、興味を持ち、覚えたいと思う気持ちです。

大人なら嫌でも頑張るものですが、子供はそうはいきません。

機嫌よくかけ算九九を覚えさせるというのが、何よりも大切な大前提になってきますので、そういった意味でもこうしたアプリ等で楽しく覚える方法はおすすめです。

かけ算九九を覚えるためのアプリはもちろんですが、練習問題ができたり、かけ算を使った文章問題等にも発展していける意味でも端末での勉強は慣れればとても助けになります。

私が気に入ったところは、アプリは音声も出ますので、九九を耳からも覚えることができますし、書いて埋めていくものもあり、両方の方法で覚える助けになるのは良いなと感じました。

何より、やっぱり今時の小学生には端末で勉強できるという事がとても嬉しいようで、とても意欲的に取り組んでくれます。

そういった意味でも、今時の時代に合った覚え方はこれなのかな?という気がします。

 

他にも昔ながらの九九カードや、知育玩具のようなおもちゃスタイルのものも販売されていますので、そういったものを利用するのも良いですね!

ひたすら書いて、唱えて、覚える

この方法は、中学校受験をした友人数人から聞いた覚え方なのですが、とにかく勉強して何かを頭に入れる方法で一番なのは、「書く+言う+聞く」なのだそうです。

これはかけ算九九に限ったことではなく、全てに通じて言える勉強法なのだそうですが、人間には五感があり、それらをできるだけ使うことで、記憶は強いものになっていくのだそうです。

手で書きながら、書いた事を口にしながら、自分の発する言葉を耳に聞いて覚えていくのです。

かけ算九九も同様で、ノートに2×1=2と書きながら「にいちがに」と言葉にする、を繰り返し行う事で記憶されていくというのです。

この方法に慣れてしまえば、今後どんな勉強にでも使えるし、そういう1つの暗記法を自分の中で確立することが自信にも繋がるし大切なのだと教えてくれました。

この方法は、机に座っているのが苦手という小学生には厳しいかもしれませんが、もしこの方法をマスターすることができれば、今後の勉強全てに役立つと聞けば、知っておいて損は無い覚え方ではないでしょうか?

 

子供が一番覚えやすい方法を見つけてみよう

いかがですか?

5つの方法それぞれに特徴があり、それぞれになるほどと思えるところがあると思いませんか?

とはいえ、どれが自分の子供にマッチするかわからないですし、もしかしたらどの方法でもうまくいかないかもしれません。

一番大切なのは、いろんな方法を親が一緒に試してあげることではないかと思います。

子供任せにするのではなく、「一緒にやろう!頑張ろう!」と取り組んでくれる人がいるということが、子供にとっては一番のやる気に繋がるのです。

また、この方法でなくても自分の子供に合ったオリジナルの覚え方を見つけるのもいいですね。

親子で一緒に楽しくかけ算九九を攻略すれば、きっと親子の絆も深まることでしょう!

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くまのすけ

関西在住、4人の男子の母くまのすけです。何事も自分でできる事は自分で頑張る! が親子共々の方針で、家庭学習に力を入れるべく日々奮闘してます。 1つが正しい!ではなく、子供それぞれの正しいを一緒に見つけていく事が目標です。 子育ても同様、個々に合ったやり方で個々を伸ばしていけたらなと思っています。

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