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小学生の家庭学習

小学生の勉強時間の目安は?学年別の家庭学習の理想と実態

小学生の勉強時間の目安は?学年別の家庭学習の理想と実態

我が家の子供たちは小学校二年生と高校一年生です。

それぞれに家庭で勉強をしていますが、皆さんの家ではどのくらい勉強時間を取っていますか?

今回は、小学生の家庭学習と自主学習の勉強時間について、私の子供たちの実態も交えながら紹介していきます。

この記事では、小学生の自主学習時間はどのくらいが理想?学年別の家庭勉強事情についてご紹介します。

[学年別]小学生の勉強時間の目安

小学生の下の子は、学校から「このぐらい勉強できるといいですね」という目安を指定されていて、それをもとに学習時間を各家庭で考えるようになっています。

それによると、家庭学習の時間は「学年×10+10分」。

  • 一年生なら、(1×10+10分)の20分
  • 二年生なら、(2×10+10分)の30分
  • 三年生なら、(3×10+10分)の40分
  • 四年生なら、(4×10+10分)で50分
  • 五年生なら、(5×10+10分)で60分
  • 六年生なら、(6×10+10分)で70分

となり、大体4年生で学校の一単元の授業時間と同じぐらいの学習時間となりますね。

 

小学生の家庭学習、理想と実態

勉強ができるようになるために「とにかく勉強させなくっちゃ!」と考えますが、ちょっとまってください。

ある調査では、小学生の学年全体で家庭学習の平均時間は67分でした。

これを見た時、「皆さん沢山勉強しているんだな」という感想を持ちました。

でもいろいろ調べていくと、高学年になって中学受験を考え始めたご家庭は平均時間の倍の時間を学習していることが分かりました。

なので、受験の予定はなく学校の学習をしっかり身につけることを考えているご家庭の場合は、67分だと高学年でも十分ですよね。

 

低学年で考えてみますが、家庭学習を学習習慣の定着のためと位置づけ《宿題+10分》を毎日することを習慣とするとします。

これについて、「短い!」と思う方もいると思いますが、実は学習時間は長ければいいという単純なことではありません。

短時間でも集中することが大切なんです。

長い時間机に座っていても、集中せずにやっていたら意味がないばかりか、時間の無駄になります。

我が家の下の娘はまさにこの「ダラダラ」やるタイプで本当に悩んでいて・・・

どうすればいいのか日々模索しながら声掛けをしているところです。

大人から見ると本当に時間の無駄だなぁと思うのですが、本人はそれにまだ気が付いていないので見守るしかありません。

子供が集中できる時間は10分~20分と言われていますので、そのことを考えると、《宿題が終わり頭を切り替えて家庭学習の準備をし、改めてまた20分勉強する》という方法が理想です。

また、学年が上がってくると勉強内容も難しくなりますし、宿題のボリュームが増えて自然と勉強時間が伸びてきますので、学習時間を延ばさなくてはと焦ることはありません。

学年と、学校の宿題の量に合わせて、家庭学習の時間を一緒に考えてあげてください。

 

小学生の自主学習はいつやる?朝方?夜型?

家庭学習の時間が定まったところで、こんどはいつやるか?という問題です。

我が家では学校から帰ってきたらすぐやるようにしていて、これは、子供の性格と我が家のライフスタイルを考えた結果こうなりました。

下の小学校二年生の娘はとにかく勉強嫌いで、「出来ることなら勉強をやりたくない」といいます。

なので、嫌なことは後回しにせずすぐ終わらせるこのスタイルにしています。

それでも上手くいかないことのほうが多くて、

  • ダラダラして異常に時間がかかったり
  • やってるフリをしていてまったく進めていなかったり
  • やりたくないからと言って泣いてくずったり

と、予定どおりにいかないことだらけです。

でも話し合って決めたことなので、まずはやり遂げることを目標にして、できたら褒めるようにしています。

「今日は早く終わったね!」

「遊ばずに最後までできたね!」

といった具合です。

他のパターンだと、夜どうしても時間が取れないので朝早めに起きてやっているというお家もあります。

 

共働きの友達の家では、宿題は学童保育で終わらせてくることが多いですが、家庭学習は家に帰ってきてからだと全く時間が取れないため、朝型勉強スタイルにしたそうです。

数十分の軽い勉強をすることで目がしっかりと覚め、ご飯も食べられるし、学校に行ってからも朝の学習のおかげて頭がすっきりとしているので、いいことばかりだと言っていました!

またほかのお家では、夕食後を家庭学習の時間にあてているとのことでした。

夕食が終わった後を勉強や仕事などの作業にあて、子供たちは家庭学習を、ママやパパは読書や仕事を進める時間とし、テレビを消して家族で集中する時間にしているそうです。

分からないところがあれば隣で作業している親に聞くこともできますから、とてもよい方法だなと思いました。

 

家庭学習の内容も工夫しよう

算数ドリル

今回は自主学習の時間やタイミングの話をしてきましたが、最後に少し家庭学習の内容に触れていきたいと思います。

我が家の下の娘は、宿題が終わった後の家庭学習は学校の漢字ドリル・算数ドリルを中心にやっています。

でもこればかりだと偏りがでると思い、短い文章問題の書かれた市販のドリルや、インターネットで公開されている無料の学習プリントを使って家庭学習としています。

今はインターネット上で、子供向けの無料プリントなどが配布されていますし、自主学習のネタを公開しているHPなども数多くありますので、そちらを参考にしてみるのもとてもいい方法ですね。

また、自主学習ノートを作り、

  • 自分の興味のあるものを継続して調べる
  • 教科書の好きな文章を書写する

など、楽しく取り組める内容にするという学習方法もよいです。

一日一ページで十分ですので、毎日続けるようにしましょう。

あえてノートを使うようにするのは、一冊すべて仕上げた時の達成感があるし、保管でき、自分の頑張りがや成長が目に見えることで、もっとやろうというやる気が育ち、勉強が楽しいと思えるという効果を狙ってのことです。

折角やるのですから、家庭学習も楽しく出来たら毎日の学習が楽しみになるかもしれません。

私たち親も、学習のネタ探しを子供と一緒になって楽しく探せるといいなと思いながら、今日も学校から帰ってくる子供たちを迎えて、さっそく学習にとりかかりたいと思います。

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ユラ

関東在住、8歳違いの姉妹を育てています。家でできる学習に興味があり、特に基礎学力をつけることを意識しています。家だからこそできることを探しながら、「勉強って楽しいんだよ」を伝えられるように子供たちと一緒に日々勉強中です。

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