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5〜6年生の高学年におすすめの本【読書感想文・読み聞かせにも】

子供の読解力や語彙力の向上もさることながら、表現力や感受性を育てる読書はとっても良いものです。

知らないことを調べたり、長いお話をじっくり楽しんだりできる時間が日常的に持てるといいですね。

現在、小学生向けの本はたくさん出版されていますが、その中から特に読んでほしいオススメの本を選びました。

楽しみながら読むうちに、読む力がついて表現力も豊かになります。

いろいろな本を読んで、たくさんの発見や冒険の旅をしてください!

この記事では、読書感想文にもおすすめする小学校5〜6年生向けの本をご紹介します。

5〜6年生におすすめの本

ロボット魔法部はじめます

ゲーム好きな陽太郎が、男勝りの美空、天然少女のさくらと、ロボットとのダンスに挑戦。
魔法の演技をめざして努力する成長物語。

5分後に思わず涙。青い星の小さな出来事

嬉し泣き、悔し泣き、感涙・・・。
さまざまな形の涙の物語。
ただし、涙だけでは終わらない。
全編、「意外な結末」を保証!

ぼくらのジャロン

そんとくたち仲良し3人組は、作りかけの石像ジャロンの秘密を探っていくうちに、悩みを乗り越え、友情を深めていく。

ゴッホ(コミック版世界の伝記)

自分の激しい気性に悩み、周囲の人々とぶつかりながらも理想と情熱を失わず、命をかけて書き続けた画家の、真実の物語。

靴屋のタスケさん

タスケさんを好きになった私。
そんな小さな幸せもなくしてしまう戦争。
国際アンデルセン賞受賞作家が若い世代へ贈る戦争の物語。

ソーリ!

「ソーリ」というあだ名のついた小学5年生の少女。
「総理大臣になりたいって笑われるような夢なの?!」

あなたの心、くださいまし

悩む子供たちのために特製アイテムを出す先生、妖乃。
だがそのアイテムには副作用が・・・。
さて、妖乃が養護教諭になった本当の理由は?

世界を救うパンの缶詰

「美味しくて長期保存ができるパンがほしい」
被災地の声がきっかけで生まれた、小さなパン屋さんの「奇跡の缶詰」の物語。

光をくれた犬たち

和食のえほん

みんなで考える小学生のマナー 社会のルールがわかる本

都市の下をのぞいてみれば

スイーツ駅伝

キキとジジ魔女の宅急便-特別編その2

わたしの苦手なあの子

ビブリオバトルへ、ようこそ!

なきすぎてはいけない

ないてもいいけど、なきすぎてはいけない。

亡くなったおじいちゃんが、孫に贈るメッセージは、優しく愛おしい。

心かどんどん温かくなる絵本です。

●なきすぎてはいけないのおすすめポイント

祖父から孫へのメッセージは、残った人達を勇気づける、優しさに満ちた言葉です。

悲しみは波のように押し寄せて、すぐに消える事はないけれど、少しずつ前を向いていく事の大切さを語りかけていると思います。

 

昔話法廷

誰もが知っている昔話を、現在の法廷で裁く、NHK Eテレの話題の番組の小説化。

昔話の登場人物は、現代の視点で考えると、有罪か無罪か?自分が裁判員ならどうとらえるか、裁判員制度を考える糸口になる本です。

●昔話法廷のおすすめポイント

シリーズ化している小説で、1冊が2~3話なので、読みやすいです。

めでたしめでたしで終わる事の多い昔話を、違う視点で読み解くという切り口が斬新で、判決はありません。

自分だったらどう思うか、どの登場人物を中心にするかによって物語の見方が変わってくるという、考え方が非常に面白いです。

 

だれも知らない小さな国

著者・佐藤さとるさん、絵・村上勉さんがすぐに思い浮かぶ人も多いでしょう。

50年以上前から、読み継がれているファンタジーの名著。

近所の里山に行った小学三年生のぼくが出会った小人コロボックルのお話。

●だれも知らない小さな国 -コロボックル物語(1)のおすすめポイント

ファンタジーのワクワク感を体験できて、ぼくとコロボックルの暖かい交流が読んでいて優しい気持ちになれるでしょう。

シリーズで6冊出版されていますので、少しずつ読み聞かせるのが楽しいです。

著者の佐藤さとるさんは、2017年に亡くなられましたが、2014年から有川浩さんによる「有川版・コロボックル物語」がスタートしているので、小さいころ読んでいた大人も新たな物語でコロボックル達に又会うことが出来る様になりました。

ぼくらの七日間戦争

『ぼくらの七日間戦争』内容

明日から夏休みのある日、1年2組の生徒たちが解放区を作り、大人達に立ち向かう。

7日間におこった、大人対子供の戦いを描いた、ハラハラドキドキ爽快ストーリー。

『ぼくらの七日間戦争』のおすすめポイント

自分だったらどんな夏休みの冒険をしたいか、大人たちの行動と子供たちの行動をそれぞれどう思うかを考えさせられます。

1985年作の子供に人気のベストセラー作品です。

お父さんお母さん世代で読んだ方も多いと思います。

大人目線と子供目線、また違った視線で親子で楽しめます。

 

青空トランペット

『青空トランペット』内容

小6の広記の一番の楽しみ、それは家族と仲良しの友達と一緒に野球の応援をすること。

しかし、ある日友達が応援を引退すると宣言し、みんな少しずつ自分の人生を歩き始めていく。

広記も、父のアドバイスを胸に歩き始める。

2016年のベイスターズの応援を背景に繰り広げられるストーリー。

『青空トランペット』おすすめポイント

野球好きな子にぜひ読んでもらい本です。

少しづつ周りの友達が自分の世界を築いていくのをどう思うか、応援するという事を考えてみたいです。

ベイスターズファンはさらに楽しめます。

 

ノベライズ この世界の片隅に

『ノベライズ この世界の片隅に』ストーリー

広島に生まれ、18歳で呉に嫁いだすず。

主婦として生活していく中で、戦争は進み戦況は悪化していく。

そして昭和20年8月を迎える…。

戦時下をただひたすら生き抜いていく、すずと家族の物語。

『ノベライズ この世界の片隅に』おすすめポイント

戦争がテーマですが、すでに原作コミックとアニメ映画化されているので、本の苦手な子でも読みやすいと思います。

すでに映画をみた子供たちもあらためて、読んでみて欲しい一冊です。

戦争中の生活風景をどう感じたか、一般市民の生活について考えてみて欲しいと思います。

 

バッタを倒しにアフリカへ

『バッタを倒しにアフリカへ』内容

昆虫博士の著者がバッタ研究のために単身アフリカへ。

言葉の壁、資金不足、など悪戦苦闘しながら、バッタによる農作物の被害を食い止めるために戦った、科学ノンフィクション。

『バッタを倒しにアフリカへ』おすすめポイント

昆虫好きな子におススメします。

バッタの写真が載っているので、虫の苦手な子は、無理かもしれません。

現地の言葉もわからないのに飛び込んでしまう、その行動力に脱帽です。

バッタ博士の奮闘する姿に、元気とパワーが伝わってきます。

 

グランパと僕らの宝探し~ドゥリンビルの仲間たち~

『グランパと僕らの宝探し~ドゥリンビルの仲間たち~』内容

オーストラリア育ちの5年生ジュンヤが、クラスメイトとの人間関係に悩みながらも、転校生のジェイソンと一緒に、グランパから提案された宝探しをし、そして少しずつ大人になっていく。

オーストラリアの風景の中で進む、元気の出る物語。

『グランパと僕らの宝探し~ドゥリンビルの仲間たち~』おすすめポイント

2017年に朝日小学生新聞に連載されていた人気の小説。

目の前の悩みにどう向き合っていけばいいのか。

オーストラリアと日本の日常生活の違いにも目を向けてみたい本です。

よりみち3人修学旅行

『よりみち3人修学旅行』の内容

卒業式が終わった元小学6年生の3人の男の子が、行けなかった修学旅行のかわりに旅する物語。

3人のうちのひとりの父親からの指令、10人の人に会って寄せ書きをもらうという理不尽な課題を行いながら、成長していく冒険物語。

『よりみち3人修学旅行』おすすめポイント

ハラハラドキドキ大冒険ではないけれど、大人の勝手な行動にもめげずに少しずつ強く成長していく男の子たちを応援したくなります。

  • それぞれの事情で修学旅行に行けなかった男の子たちをどう思ったか
  • 旅した3人のうちのひとり、風知の父からの指令とその後の父の言動をどう思うか

などを書いてみましょう。

 

ワンダー Wonder

『ワンダー Wonder』の内容

生まれつき顔に障害がある、オーガストの10歳になって始めて通い始めた学校の物語。

いじめや偏見、信頼していた友達の陰口などのつらい日々を明るい性格と家族の支えによって立ち向かっていきます。

『ワンダー Wonder』のおすすめポイント

「ワンダー君は太陽」というタイトルで映画化されている本です。

フィクションですが、主人公のオーガストの他、家族の心境、姉の心境という他の立場からの視点も描かれています。

  • 5年生になって始めて学校に通うことになったオーガストをどう思うか?
  • 友達のジャックの発言でオーガストは傷ついてしまうが、ジャックのことをどう思うか?
  • 姉のヴィラの言動についてどう思うか?

などを書いてみましょう。

 

あきらめないことにしたの

『あきらめないことにしたの』の内容

「あきらめないことにしたの」それは、福島県飯館村で農業をしている渡邊とみ子さんの詩のタイトル。

じゃがいもとかぼちゃの品種改良に取り組んでいるさなか、東日本大震災の原発事故で避難することになります。

くじけそうになりながらも、一歩ずつ前へ進んでいく、あきらめない力を描いたノンフィクションです。

『あきらめないことにしたの』おすすめポイント

避難生活の中でもとにかく「あきらめない」、作物の生きる力を通して前へ進む飯館村のお母さんたちのがんばるお話です。

  • あきらめそうになってしまうような出来事が続いても、なお、あきらめないとみ子さんをどう思うか?
  • 自分はあきらめたくないと思うようなことがあるか?

そんなことを書いてみるのもいいかも知れません。

渡邊とみ子さんの詩がとても素敵な作品です。

 

花あかりともして

『花あかりともして』の内容

12歳の女の子が昭和18年のおばあちゃんの時代を体験。

そこでは食料以外の農作物を育てることを制限された「花禁止令」が発令されていた時代でした。

人気児童文学作家による、戦争の物語。

『花あかりともして』おすすめポイント

現代の女の子が不思議な体験によって、おばあちゃんの時代へ。

花禁止令や京都空襲など、現在でも埋もれてしまいがちな史実が描かれています。

装丁がかわいらしいので、女子向けです。

  • 不急作物となった花についてどう思ったか
  • 非難されながらも、花を育てていく、おばあちゃん家族はどんな気持ちだったのか

などを書いてみましょう。

 

バンドガール!

『バンドガール!』の内容

小学校5年生の沙良がドラムでバンドに参加することに。

バンド活動を通じで音楽の楽しさに目覚め、発表目指して頑張っていく、近未来が舞台のバンドストーリー。

『バンドガール!』おすすめポイント

ガールズバンドストーリーということですが、原発事故が起き、大地震で首都が北海道になってしまうという近未来の設定です。

そんな中でも好きな夢に向かっていく女の子たちのお話です。

  • 首都が変わってしまい、現在と様変わりしている近未来は、どういう印象を受けたか?
  • バンドの女の子たち4人のことをどう思ったか?
  • 自分がもしバンドに入るとしたら、どれをやりたいか、なぜそう思うか?

などを感想にしてみましょう。

 

高学年の読書感想文のコツ

高学年になって感想文にも慣れてきた五年生。

低学年・中学年の時とは違い、自分の感想をたくさん盛り込みたいですね!

でも、読書感想文が苦手な子は宿題が一番最後に残ってしまいがち。

読書感想文のコツをつかんで、気軽に仕上げてしまいましょう!

どういうテーマだと書きやすいか、テーマを絞ります。

  • 夏休みの冒険
  • 戦時中の物語
  • 将来の夢にむかってチャレンジする話
  • 家族の話
  • 日本(世界)の歴史

など、子供自身が読みやすいテーマをある程度決めておきましょう。

次にそのテーマにあった本を、

  • 書店
  • 図書館
  • インターネット

で選びます。

書店や図書館の場合は、実物を手に取って、読みやすいかどうか確認します。

ストーリーにメリハリがあるものが読みやすいし、感想文も書きやすいと思います。

実際に本を読んでいくときは、大きめのふせんを用意して、読みながら気になったところにふせんを貼って、感想を書いてしまいます。

ふせんをつけながら本を読み終えたら、いよいよ読書感想文を書きましょう。

  1. まず、その本を選んだ理由をかく、最初にどう思ったか
  2. あらすじを簡単に書く
  3. ふせんを貼ったところを参考に、どう思ったかを書き進める
  4. 最後に自分はこの本を読んで、今後どうしたいかを書く

このように書き進めるといいと思います。

読書感想文の書き方のステップはこちらを読んでくださいね▼

読書感想文の書き方3つのステップ【選ぶコツ・読むコツ】

 

 

読み聞かせにオススメの本

読み聞かせは、低学年の内は寝る前に読んであげたり、図書館の読み聞かせに行ってみたりと、本に親しむように、積極的に行っていた家庭も多いと思います。

でも高学年になると自分で本を選んで読んでいる事が多くなり、一緒に本を読むことも少なくなりました。

しかし意外と子供は読み聞かせが好きな子が多いです。

面白い本はぜひ一緒に読んで、読書の機会を作ってみませんか?

ねむりのはなし

夜更かしすると、なんでいけないのか。

人間にも動物にとっても大切なねむりについて、鮮やかなイラストとともに教えてくれる、大人も一緒に読みたい絵本です。

●ねむりのはなし (福音館の科学シリーズ)のおすすめポイント

高学年になると、友達と「何時に寝た」という自慢をしている子もいるようです。

そんな事をしていると、就寝時間がどんどん遅くなってしまいますね。

大人もそうですが、子供には特に睡眠時間が大事なので、なかなか寝ない子にぜひ読んでもらいたい絵本です。

32ページと、読み聞かせには長いので少しずつ読んでみましょう。

 

5分後に意外な結末

5分後にあっと驚く結末の、ショートショートストーリー。

どこからでも読めてすぐに結末が分かる、小学生・中学生に大人気のシリーズ。

●5分後に意外な結末のおすすめポイント

書店でも学校の図書館でもシリーズを見かける事が多く、ミステリー、ホラー、SFなど、子供が好きないろんな種類のストーリーがぎゅっと詰まった本です。

平均5ページ前後と読みやすく、学校の読書時間でさっと読めるのも人気ではないかと思います。

寝る前は、ホラー要素の少ない物語を選んで読みましょう。

読み聞かせで読書に興味を持って、普段から読書の習慣のある子もいれば、本があまり好きではない子もいます。

本の好きではない子は、短い話でもいいから読んで、好きなジャンルを見つけてもらたいと思います。

親子で気になる本を図書館や書店で選ぶのもいいのではないでしょうか。

 

まとめ

どれも面白そうな本ばかりですね!

図書館のサービスで予約をすれば、大体の本は読むことができると思います。

また、プレゼントにも喜ばれそうです。

参考になれば嬉しいです^^

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  • この記事を書いた人
フクちゃん

フクちゃん

関西圏在住、夫・10歳・7歳・5歳の5人暮らし。
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