Z会の小学生コースにもタブレットコースがあります。
あのZ会までもが、タブレット学習に対応するなんて!
今や小学生の家庭学習では、タブレット学習がメジャーになりつつありますね。
評判の良いZ会の通信教育ですが、この「小学タブレットコース」に注目して口コミと評判を見てみましょう。
この記事では、Z会小学生タブレットコース講座内容の口コミと評判を徹底調査しました。
Z会小学生タブレットコースの講座内容
Z会タブレット学習の強み
「難関学校に合格者続出!」と定評のあるZ会が始めた、タブレット学習!
デジタル学習ならではのメリットを生かした、動く・視覚的に理解出来る教材となっています。
タブレット学習の強みは、
- その場で採点
- 間違っていたら即解説を見ることができる
- 動画解説でわかりやすい
- 正答率から自動で導いてくれる反復学習
ですよね。
紙の教材だけだと、子供だけでは理解できない場面も多々ある学校のお勉強ですが、目で見て一人で理解できてしまうのは、一番のタブレット学習の強みです。
Z会小学生のタブレットコースは
- 小学校3年生〜6年生を対象
- 国語・算数・理科・社会・英語の5教科+Z会オリジナル総合学習の合計6教科
- 教科書に沿った問題+αの考える問題
が特徴です。
Z会の強みである、教科書に沿った問題+αの考える問題については、
基礎問題→間違った問題を中心に反復→早く解き終わったらスペシャル問題
といった流れで学習できますよ。
学習管理ができる自動スケジューリング機能
Z会小学生タブレットコースは、子供の予定に合わせて学習スケジュールを組んでくれます。
予定が変わっても、子供が一人で変更することができるようになっています。
学習時間としては、1回15分の内容で、Z会の推奨としては1日2回が基本的な学習とされています。
ここは、それぞれのご家庭で自由にルールを決めていいところですので、あくまで「理想」ですね。
子供の学習の進捗に合わせてカレンダーを自動作成してくれるので、今日やるべき学習内容が子供一人でもわかるようになっているところが便利なポイントです。
紙とタブレットを併用する場面も
特に漢字の学習では、紙の教材とタブレットの併用で学習する場面もあります。
小学生の国語は覚える漢字が多いので、
- 新出の漢字を『教科書対応 漢字トレーニングブック』(紙の教材)で学習
・・・字形の確認、なぞり書き、確認問題 - タブレットで漢字の反復練習
という流れで漢字を習得します。
担任の先生による提出課題&添削
Z会には提出&添削問題がありますが、タブレットコースも同じです。
担任で指導してくれる先生が添削して、約3日でタブレット上に添削を返答してくれるので、紙の添削問題とは変わってサイクルが早いのがメリットです。
親が学習状況を把握できる機能
保護者専用のスマホアプリが用意されていて、スマホから子供の学習進捗を確認することができます。
スマイルゼミやチャレンジタッチと同じく、親と子供でメッセージのやり取りをできる機能も備わっています。
毎月行う「定期面談」
他のタブレット教材にはないZ会タブレットコースの特徴として、担当指導者と毎月面談があります。
面談と言っても、直接会ったりスカイプ動画電話するわけではないのですが…
面談の内容としては、課題の提出状況や進捗状況を踏まえて、子供の学習状況に関するメッセージのやり取りをする機会があります。
これは、親と指導者ではなく子供と指導者のコミュニケーションです。
タブレットの向こうに先生がいると思うと、モチベーションが上がるかもしれませんね!
月に一度の早解きイベント
子供の学習モチベーションアップの企画として、毎月1回、全国のZ会員を対象としてドリルの早解きコンテストが開催されます。
コンテストの内容は、ドリル形式の問題を全問正解するまでの時間を競うものです。
ランキング発表などを通して、自分の他にもZ会タブレットで学習している子供がいるんだ、と実感できるイベントです。
学習でポイントがたまる
Z会タブレットの問題に取り組めば、タブレット上で「ぷちぽ」というポイントが貯まります。
ポイントが貯まった分だけ、地図上を進んで行くマップがあって、学習の成果を視覚的に確認するという内容です。
ここは、スマイルゼミやチャレンジタッチのようなゲームアプリができるとか、マイキャラを装飾できるとかそう言った遊びはないんですね^^;
努力賞ポイント&エブリ情報局
Z会の毎月の提出添削課題を提出すれば、努力賞ポイントが貯まります。
チャレンジタッチと同様、ポイント交換で商品をゲットすることができますよ。
▼詳しい講座内容はZ会の資料請求でご確認ください▼
Z会小学生タブレットコースの月額料金は?
当然ですが12か月一括払いが一番安く設定されていて、表の()は一月あたりで計算した場合の月額料金です。
3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | |
12か月一括払い | 69,996(5,833) | 76,008(6,334) | 82,020(6,835) | 81,158(7,378) |
6か月一括払い | 39,114(6,519) | 42,474(7,079) | 45,834(7,639) | 49476(8,246) |
毎月払い | 6,863 | 7,452 | 8,042 | 8680 |
これは配信される講座の料金で、Z会のタブレットコースにはタブレット端末自体は含まれません。
対応するiPad端末・タッチペンを用意する必要があります。
ここで、小学校3年生からの同じタブレット教材として有力な3社の月額料金を比較してみましょう。
学年 | Z会タブレット(税込) | スマイルゼミ(税抜) | チャレンジタッチ(税込) |
3年生 | 5,833円~ | 3,600円〜 | 3,425円~ |
4年生 | 6,334円~ | 4,100円〜 | 4094円~ |
5年生 | 6,835円~ | 4,600円〜 | 4885円~ |
6年生 | 7,378円~ | 5,100円〜 | 4984円~ |
全体的に見て、Z会小学生タブレットコースは、約2,000円前後料金が高いですね。
小学校4年生からは、タブレット学習ではないですが”神アプリ”の「スタディサプリ」も対象として加わりますので、お値段を含めた比較を始めると、一口に「比較」と言ってもかなり複雑になってきます。
ここはもう、子供に一番合うスタイルを試していくしかないと思います^^;
▼詳しい料金は資料請求でご確認ください▼
Z会小学生タブレットコースは自分で用意する!
タブレット学習で有力な「スマイルゼミ」「チャレンジタッチ」は専用のタブレット端末を購入して使用しますが、Z会小学生タブレットコースでは専用タブレットはありません。
ここは、すごく大きな違いであり、特徴です。
自分で用意する場合には、適応する端末が指定されていますよ。
Z会対応端末タブレット 機種一覧(2017年11月27日現在)
iOS
iPad Air iPad Air2 iPad(2017年3月発売モデル)
iPad Pro(2015年9月発売モデル-12.9インチ・2016年3月発売モデル-9.7インチ・2017年6月発売モデル-10.5インチ/12.9インチ)
iPad mini2 iPad mini3 iPad mini4<iOS端末>
※iOS10.0以上に対応しています。
※新バージョンの「iOS11」以降のOSのバージョンにつきまして、弊社での動作確認が完了いたしました。学習を進めるにあたってはおおむね問題なくお取り組みいただけることを確認しておりますが、「iOS11」以降のOSバージョンでは、以下の不具合が発生することがわかっています。
・エブリスタディ画面、エブリスタディ アドバンスト画面などでアイコンや表示がくずれることがある
・まれに、映像授業が途中で止まってしまったり、再生できないことがある
弊社でも引き続き、不具合解消にむけて対応を続けておりますが、「iOS11」以降のOSバージョンでご利用いただく場合は予めご了承ください。(2017年11月28日現在)
※iPad(2018年3月発売モデル)につきまして、アプリを問題なくご利用いただけるか弊社で検証を行う予定です。(2018年3月28日現在)対応デバイスはiOS、Android搭載のタブレットで、スマートフォンやパソコンでの受講は出来ません。
もしこれを、これから用意するのであれば、数万の出費が必要となります。
チャレンジタッチは専用タブレットが実質無料、スマイルゼミも専用タブレットは約1万円ですので、家計を見て検討する必要があります。
また、学習をするには専用タッチペンも必要です。
Z会推奨タッチペンはこちら
Z会小学生タブレットコースの口コミと評判
ー小学4年生の親御さん
タブレット学習は他社のものも使っていますが、Z会のものに興味があって兄弟にZ会小学生タブレットコースをやらせてみました。
専用タブレットがないので、アプリで学習を開始してみると…
問題を解くと採点してくれるのはタブレット学習では共通ですが、Z会のは絵やキャラクターがなくて、シンプルというか子供の言葉を借りると「つまらない」でした^^;
中学生とか高校生だったらこれでいいかもしれませんが、まだまだ落ち着きのない小学生。
内容はいいと思うのですが、なんとなく遊び心がなく子供が興味を持ちづらいかもしれません。
ー小学4年生の親御さん
我が家は小学校4年生です。
中学受験などを考えて家庭でも勉強を頑張っている子供であれば、Z会の問題は適切なのかもしれません。
問題の内容もしっかりと考えられているものが多く、学校の教科書よりももっと発展的な内容を学習できると思います。
子供がお勉強が好きな場合は、シンプルで集中してできるんじゃないでしょうか。
継続して続けられるかどうかが鍵になると思います。
ー小学3年生の親御さん
複雑な問題になると、紙だったら自由に計算式を書いたりして思考ができますが、タブレットだとなかなか上手にノート活用ができません。
子供にやらせるには、いろいろな意味でハイレベルのようです。
ー小学3年生の親御さん
Z会小学生タブレットコースを息子にやらせてみました。
親が見ていて、問題はすごくいいと思います。
ただ、お友達の持っているスマイルゼミと比較すると静かな感じです。
以前スマイルゼミをやらせてもらった際は、タブレットをなかなか離してくれないくらい夢中に学習していた息子ですが、Z会の方は反応がいまいちです。
ゲームも新聞も漫画もなく、マイキャラなどもないため、他社のものを欲しがっています…。
ー小学5年生の親御さん
Z会小学生タブレットコースの、タブレットとタッチペンの感度が不安材料でした。
他社の専用タブレットと違って、自前で用意しなければいけないので…
実際の所、肝心な国語の漢字をやらせてみましたが、なかなか正しい判定が出ないことが多かったです。
Z会タブレットはまだまだ発展途上な印象を受けます。
ー小学6年生の親御さん
Z会は、難関学校合格の実績が多いことで有名ですよね。
子供をどんどんハイレベルな問題に挑戦させたいと思っている家庭だったら、タブレットもいいと思いました。
特に習い事とか学校の宿題で忙しい場合は、タブレット学習は便利です。
子供がすでに家庭学習の習慣がついていることが条件になるかもしれません。
ー小学3年生の親御さん
小学校一年生の時、同じ学年のママから勧められたのがZ会でした。
付録がついていないというところが魅力的で、それからずっとZ会を利用しています。
2016年度からは小学生向けのタブレットコースが始まるということで、子供に聞いてみたら「やってみる!」というので、切り替えてみました。
親としては、紙に書く機会が減るし、従来の勉強法と違うところが不安でした。
でも、例えば国語で習う漢字では、タブレットで漢字の読み方・書き方・書き順を習った後で、紙の教材もついてくるので実際に鉛筆で書いて…という流れで学習を進めていました。
子供はまだ低学年ということもあり、学校の宿題は言わないと取り掛かりません。
でも、Z 会のタブレットはすぐに開いて学習しているので、精神的に取り組みやすいみたいです。
Z会小学生タブレットコースの口コミと評判まとめ
Z会小学生タブレットコースを調査していて思ったことですが…
タブレット学習という、親世代には馴染みのないものを子供に利用させようと思った動機はどんなものでしょうか?
- 親が丸つけしなくても子供だけで進められる
- 親が教えなくても解説してくれる
- 子供がどんどん自主的に学習してくれる(学習習慣がつく)
といったことを、期待しているのではないでしょうか?
そう考えると、現時点では、Z会小学生タブレットコースについては
- タブレットとタッチペンの感度は良いか?(用意する端末に依存)=モチベーションに影響
- 学習習慣がついているか?=画面がシンプルでも学習習慣がついていれば出来る子も
という点が、子供や家庭によって違ってくるので、一概にメリットデメリットを判定しにくい結果となりました。
タブレット学習を小学生が利用する効果とメリット・デメリットは?紙の通信教育と比較!
まだ学習習慣がついていなくて、タブレット端末も十分なものを用意する予定がない方は、専用タブレットがあって取り組みやすいスマイルゼミ若しくはチャレンジタッチを試してみてもいいかもしれませんね。
やはりZ会のように問題の難易度が高く、尚且つとてもシンプルで盛り上げる要素がないとなると、もともと勉強することに抵抗がない子供には良いかもしれませんが、今まで勉強嫌いだった子供だとタブレットの良いところが享受できないと感じます。
勉強がもともと出来る子にとっては、「シンプルな方が集中できていい」となるかもしれませんね。
Z会小学生講座を1年生から続けている女の子の感想!体験談からみる良いところ・悪いところ
もし「Z会の発展的な良問を子供に解いて欲しい」ということが目的なら、タブレットコースと紙のZ会小学生コースを比較検討しても良いですね。
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