小学生の家庭学習

佐藤ママこと佐藤亮子さん講演会(子供4人東大合格)2018朝日新聞主催ー内容と感想を報告します!

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子供4人全員を東大理Ⅲに合格させた奇跡のママ、佐藤ママの講演会に参加してきました!

講演会は2時間半ほどでしたが、真剣に聞いていたらあっという間でした。

非常に興味深くて、心に響きましたので、その内容をこちらでご紹介しようと思います^^



佐藤ママ(佐藤亮子さん)って?

https://www.asahi.com/corporate/info/11658945より引用

長男・次男・三男の3兄弟は関西神戸の名門難関私立中学校である灘中・高等学校に進学、長女も含めて4人の子供全員が東京大学理科Ⅲ類(通称「東大理Ⅲ」)に合格しました。

この経験をもとに、現在は九州から北海道まで、全国で講演を行っているほか、テレビなどのメディアにも出演されていたりします。

「靴下をはかせて起こす」「子ども部屋はなし」など、その斬新かつ大胆な子育て・教育論を展開していて、今年の春からは浜学園のアドバイザーをしています。

 

講演会で知った愛情力と学力の関係

https://dot.asahi.com/wa/2015122400041.htmlより引用

佐藤ママのことは、一度尾木ママとの討論をテレビで見ていたので、気が強い女性なのかな・・・という印象がありました。

本も読んだことがなかったので、佐藤ママさんについてあまり知らない状態で参加しました(すみません)。

講演会の参加者は小学生の子供を持つ母である人が半分以上で、子供の受験や学力について関心が高まるのは、やはり成績表など学力の面が具体化する小学生からだなあと感じました。

 

今回講演会に参加してみて強く感じたことは、《子供のことを優先順位1位にできる自己犠牲の賜物・半端ない愛情》でした。

佐藤ママが話された内容をノートにメモしたりしたので、かいつまんだ感じなりますが、こちらで紹介させていただきますね!

 

佐藤ママのお家の学習環境

まずお子さんが4人いらっしゃるので、どうやって子供の勉強見てあげるんだろう?という点がすごく聞きたかったのですが、徹底されていて驚きました。

まず、《リビング=子供部屋=勉強部屋》です。

テレビもソファもなく、

  • 食事をするテーブル
  • 4人分の学習用机(4つ)
  • 教科書などの勉強に関する物を収納する本棚

の3つがメインです。

 

1階はリビングと和室とキッチンがあって、隣の部屋の和室は三兄弟の寝室・勉強が終わった後各自が静かに遊ぶ部屋として使われていたそうです。

お父さんの存在はというと・・・・お父さんの居心地の良い空間はない!とのことです(笑)

テレビは2階に持って行き、寛ぎたかったらどうぞ2階へ・・・というルールで、かつてリビングにあった洋酒棚もなくしたとか。

ちなみに子供には12歳までテレビは見せなかったと言います。

徹底的に、家の空間を子供が勉強しやすい環境にされていました。

 

テレビ・ゲーム・漫画は12歳までなし

笑ったのは、お家では子供にはゲームもやらせないし、テレビも見せなかったというエピソードです。

ゲームは大学へ無事入学したらその時に楽しめばいいということで、家にはなかったそうです。

漫画もなし。

と言っても男の子でゲームもしたいので、学校の放課後にお友達の家に行ってやっていたそうです。

お家ではゲーム禁止、というルールなので、お家以外だったらOKなのですね。

 

長男くんが小学校4年生の時までドラえもんを見たことがなかったそうです(驚)

長男が「どうやら世間にはドラえもんというアニメがあるらしい」ということで、母と子供達でゾロゾロと2階へ行き、子供たちはその時、初めてドラえもんを見たそうです。

その時のアニメの内容が、『のび太が算数のテストで0点を取って、ママに怒られて、ドラえもんが道具を出してくれて、勉強しないで切り抜ける』的なエピーソードだったそうで。

佐藤ママは視聴中「算数のテストで0点なんて・・・」とか、「ママも口で怒るだけじゃやらないのに」とか、「道具の力に頼って実力がつかない」とか色々なことを言いながら見たそうです(笑)

でも、見終わった後で(もう1回くらい見せてあげてもいいかな)と思ったそうで、子供達に「ドラえもん、今度もう一回見る?」と聞いたら、「見なくていいや・・・」と答えたんだとか(笑)

佐藤ママは「自分がごちゃごちゃ言いながら視聴してたから、なんか嫌になっちゃったのかもしれない」と笑って言っていました。

 

4人もの子供の勉強を見るコツ

4人の兄弟ですが、上と下は7歳離れていて、学年も違うし学習内容も違う環境で、どうやって4人をそれぞれコントロールしたの?っていう点なんですが、幾つかコツがあるそうです。

まず、4人全員が19時半に勉強をスタートさせること。

年長さんでも、迷路とか運筆のドリルが市販で売っていますし、それぞれの年齢で取り組めるレベルのプリントなどを用意するそうです。

で、例えば《プリント3枚終わったら勉強終わり》などその日の課題を決めて、終わったら隣の部屋で静かに遊んでOKというルールです。

 

勉強を始める時は、「勉強するぞー!」と気合を入れてもやる気がなかなか起きないようで、《とりあえず寝転んでやってもOK》、《勉強机に座らなくてもOK》と、姿勢についてはゆるいルールでした。

「だんだん腰が痛くなったりして、最終的には勉強机に座る」とも言っていましたよ(笑)

 

子供は基本的に勉強が嫌いなので「楽しくやる」とかは幻想で、気合を入れてきっちりやるよりは、《なんとなく息をするようにやるのがコツ》と言っていました。

 

また、キッチンタイマーで時間を区切ったり、百均の本箱を買って本棚を教科別に整理したりなど、子供の勉強スタート時のハードルを下げる工夫をかなり意識されている印象でした。

 

時間は絶対きっちりする!

21時半になったら消灯と決めていて、何があっても電気を消してしまうそうです。

宿題が残っていても、絶対消灯のルールです。

子供は心配になって、朝早く起きてやったりして、時間を自分で意識するようになると言っていました。

子供はダラダラするもので、時間感覚が大人と全然違うので、時間のゴールは絶対に動かさない(これは受験にも言える事)との事です。

 

ただし、勉強中に笑顔が無くなると要注意だそうで、そういう時もかなり工夫をされていました。

例えば、タイマーが10個くらい用意されていて、普段は味気ない四角い白のタイマーを使っていたところ、人参の可愛いデザインのタイマーを買ってきて「今日は人参でやろう!」とか、そう言った些細なことでも子供のやる気スイッチが入りったり、するそうです。

人参の他にもナスとか、いろいろなタイマーが冷蔵庫にくっ付けてあると言っていました。

 

中学受験の志望校について

佐藤ママのお子さんは難関の男子中学校『灘中』に中学受験し合格していますが、奈良に住んでいて、灘中に通うのに片道100分かかるそうです。

100分かけても通う価値があると言い切っていました。

ただ、2時間越えると、逆に大学受験の時に勉強に支障が出るとも言っていましたよ。

あと、男子に比べて女子は体力が少なく、通学で疲れてしまうケースもあるそうです。

 

中学・高校・大学などで志望校を決めるときに「子供が行きたいところに」というのはダメで、子供は未熟で知識も考えも浅いため、母親が一緒に考えることが必須と言っていました。

 

受験勉強も徹底サポート

受験勉強の時には、テキストにインデックスを貼ったり、分かりづらい・文字が小さくて読みづらい問題集は全部のページを拡大コピーしてノートに貼り替えて作ったりなど、かなり工夫されていました。

子供が勉強しやすいようにするのは母親の仕事で、勉強をするというハードルを低くすることが大切だと言っていました。

 

解答解説の使い方で学習効率がすごく変わる、わからない問題があったらいつまでも考えてないで解答をすぐ見ることがコツだそうです。

1問5分以内に解けなかったら解答を見るように子供に言っていました。

 

子供の学校で、漢字テストとか色々な学習のスケジュールがあると思いますが、佐藤ママは全てを把握していたそうです。

今授業で習っている勉強内容、テスト、宿題、スケジュールなどを全て把握して、ただ闇雲に「勉強しなさい!」と言うのではなくて、「いついつに●●のテストがあるから、こことここを今日と明日で勉強しよう、ママも一緒に見てあげるから」と具体的な提案をするように心がけていました。」

特に受験用の塾に通い始めるとたくさんの宿題が出るので、いかに宿題を回すかが大事になってくるそうです。

宿題は完璧にこなし、宿題のチェックは第三者の目という役割の上で親がします。

 

授業用のノートはきちんと書かせ、ペンは3色で十分!

板書は先生が話し終わっても書いているようじゃ遅くて、先生と同じペースで話を理解しながらノートに書き写す、など勉強のコツをどんどん子供に教えていたそうです。

 

テストが返ってきたらすぐに間違えていた問題のやり直しをさせる。

コツは、間違えた問題のすべてをやり直しさせるのではなく、「ひょっとしたら解けた問題」を2問だけさせること。

 

すべての学習の根底に読解力あり

算数でもなんでも、読解力が必要だと言っていました。

読解力=国語力を上げるには精神年齢を上げることが必要で、精神年齢を上げるには文章を多く読むこと

ただ子供が選んだ本を読ませるなどのただの読書ではなくて、新聞を読ませてきたそうです。

もちろん子供だけでは読まないので、母親が見本として新聞を読んでいたほか、音読したり、文章の中にある四字熟語などをピックアップして見せたり、子供に読ませるためにいろいろな工夫をしていました。

 

スマホは不要!

スマホは人生を潰す」とはっきり言っていました。

18歳まで不要と考えているけど、学校の持ち物の連絡とか友達との用事の連絡もあるし、塾とか帰りの連絡の関係でもたせていた。

ただしお家に帰ったらママに預けて、寝る前の5分間だけ連絡事項のチェックをしていいというルールに。

スマホは調べ物とかには便利なので、何か用事があればママのスマホを貸していたそうです。

スマホの弊害は、

  • 友達のラインーくだらないトークを何時間も・・・
  • 芸能ニュース
  • ユーチューブ
  • ゲーム

佐藤ママのママ友さんのエピソードで、ガラケーでどうしてもゲームをしてしまう子供がいて、親子で話し合ってパカパカの携帯を反対側にボキッと折ったそうです。(笑)

また、スマホ依存してしまった子供の場合は、10センチ以上もある五寸釘をホームセンターで買ってきて、真正面から釘を打ち付けて壊したとか(!)

母親の覚悟を見せるため、と言っていました。

その後お子さんは、友達とも連絡が取れないので、学校で訳を話し、家の固定電話の番号を書いた紙を配ったそうです^^;

これで子供が反発するとかは意外となくて、子供も依存をやめたかった、そこまでされたら観念した、と話していました。

 

一番印象に残ったのは母親の愛情

2時間半の講演を真剣に聞いていましたが、一番すごいなと思ったのは、《ここまでできる愛情》です。

正直言って、この話を聞いて「いいな」と思って、じゃあ私もここまでできるかというと、自信がないです^^;

生活を含めて、すべてを子供のために捧げてきた姿勢を感じました。

夫婦で一丸となって子供のサポートに徹すること。

母親としての趣味や自由なんて無し。

食器洗いや洗濯などの家事も、子供が寝た後の深夜などにやっていたこと。

子供が家にいたら、徹底的に子供のために行動すること。

これが、本当にすごいなと思いました。

子供のモチベーションなんて関係なくて、母親のモチベーションが大事。

たまに休みたくなった時は、「今日は勉強無し!」とテーブルにポテトチップスなどのお菓子を出してみんなでワイワイしたこともあったそうです。

 

以上が、講演会の内容です。

真似できない、と思ったと同時に、本当に感銘を受けました。

佐藤亮子さんは「もし、もう一人子どもがいても、東大合格させる自信がある」とおっしゃっています。

すごい・・・

 

佐藤ママこと佐藤亮子さんの著書(一部ご紹介)

たくさんの本を出版されているので、具体的なエピソードや内容は本を参考にしてくださいね^^

 

佐藤ママの一番有名な本が、こちらです↓
私も講演会後、買いました。

 

2017年10月12日に発売された、より具体的で詳細が分かる本↓

 

2018年7月20日に発売された、考え方の本↓
佐藤ママの子育てについて「18歳までママの言う通りにしてよかった! 」という4人の子供を含めた家族全員の感想が掲載されています。

 

こちらは2018年10月25日発売の最新本です↓

 

未就学児の頃の子育ても気になります↓

 

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フクちゃん

フクちゃん

関西圏在住、3人の子供がいます。 小学生の家庭学習や子供の教育について研究&解説しています。 子育て方針としては、学校の偏差値や点数よりは、将来食べていけるかどうかという長い視点で総合的に判断することが多いです。

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