小学校の入学といえば、お子様やご家族にとっては一大イベントですよね。
そんな大切な小学校入学のお祝いの意味もこもったものですから、やっぱりみんなが笑顔になるようなものを揃えたいですよね。
一体どういったものが必要でどういうところに気をつけてそろえれば良いのかを、自分の経験も踏まえてまとめてみました。
これからご入学を迎えるというご家族の参考になれば幸いです。
この記事では、小学校入学準備はいつから必要?品物リストまとめ【2021年度】についてご紹介します。
2021年度小学校入学準備はいつから必要?
4月に入学するとして、昔は少し前に準備すれば良かったように記憶している入学準備ですが、今の時代は少し事情が違います。
というのも、やはり人気商品や限定商品を手に入れようとするなら早く注文しないと品切れになる物があるのです。
特にランドセルは、もう売ってるの?!と驚くほど早くから販売されていて、逆に言うと欲しいものを買おうと思えば店頭に並ぶ前から注文するぐらいでないと確実ではないそうです。
手作りのものや限定等特別なランドセルを希望される場合は、とにかく早く注文することをおすすめします。
参考:小学校のランドセルは義務?必要性や決まりなどを調べてみました
ランドセル以外の入学準備物に関しては、そこまで早く揃える必要はないと個人的には思っています。
多くの小学校では入学前に1度健康診断を兼ねた入学予定児童の登校日があるはずです。
そういった機会で小学校で使用する備品の購入も行う場合がありますので、あまり先走って用意することはお勧めしません。
まずは情報収集することをオススメします。
先輩ママに学校で販売されるものはどういうものがあるのか、自由購入の物はどこで購入するのがおすすめか等を聞くのが最も無駄なく準備できる方法です。
しかし、そういった情報源がない人は、小学校登校日の案内が来た際に入学予定の小学校に聞いてみるか、実際の登校日で聞いてみても遅くないと思います。
まずは、ランドセル以外はあまり先走らず学校で購入するもの、各自で準備するもの等を把握した上で買い揃えていくことが大切です。
小学校入学準備のポイント
通学する小学校によっても揃える準備品の内容も異なってきますので、まずはどういったものを揃える必要があるかを把握しなければなりません。
その上で、次は準備品を「小学校で揃えるのか」、「各自が購入して揃えるのか」等を把握しましょう。
準備品の中には
- 小学校が代理で購入してくれるもの
- 小学校が必須購入として指定しているもの
- あったら便利なおすすめグッズ
といった形に分けられます。
小学校指定のものは指定先でしか購入できない場合が多いので、小学校からの指示通りに購入が必要です。
知人から譲ってもらえそうなら、連絡してみましょう。
数年前のものだと形が変わっていたり内容が異なる場合もあるので、学校で指定のものと違いがないか確認する必要があります。
「周りから聞いたおすすめグッズ」というのも、必ずそれを購入しないといけないわけじゃないケースもあります。
使用する本人と相談の上で、個性や好みを取り入れたものを用意してあげると学校生活にも子供の期待が高まります。
小学校に通うのが楽しみになるように、子供さんの気に入るものを一緒に考えて買い揃えるといいですね。
入学準備品物リストまとめ【2021年度】
※全て小学校により内容が異なりますのでご確認の上で購入して下さい。
01.ランドセル
小学校入学前の説明会でも、「ランドセルを購入して、ランドセルで小学校に通ってください」なんて言われないのですが、なぜかほぼ全員が用意してくる日本特有のアイテム。
ランドセルは義務ではないのですが、定番ですね。
参考:小学校のランドセルは義務?必要性や決まりなどを調べてみました
ランドセル市場は入学シーズンが過ぎてすぐ、5月にはもう次の年度の物が販売開始になるので、親が先に目星をつけておいてもいいですね。
人気のあるシリーズは秋には売り切れてしまうこともあるので、こだわりのある人はお早めに!
02.ランドセルカバー
我が家では小学校から無料で支給されたカバーがあるので、それをつけています。
暗い夜道でも便利な反射板付きです。
「1年生で夜道を歩く?」と思ったのですが、真冬なんかは5時過ぎに暗くなってくるので、児童ホームに通うお子さんなら、あると安心ですね。
特に1年生男子はランドセルをボンボン投げつけるので、ランドセルを6年間なるべく綺麗に使いたいなら付けることをおすすめします。
03.防犯ブザー
我が家の小学生は2人ともこれを肩ベルトのところにつけています。
これも反射板付きで、簡単にブザーを鳴らすことができますよ。
特に女の子は、低学年でも高学年でも、つけておくと安心ですよね。
小学校で配布されるケースもあるみたいですから、入学式を終えてから購入しても遅くはないと思います。
04.筆箱
1年生は、ほとんどの場合は「箱型タイプのものを持ってくるように」と言われると思います。
子供のお気に入りのデザインを購入すれば、勉強のやる気もアップするかも?
05.Bまたは2Bの鉛筆
鉛筆は、小学校から指定の濃さがあると思います。
だいたいはBまたは2Bの鉛筆で、濃く書けるものが良いです。
入学や卒園のプレゼントでもらうことも多いですね。
我が家は保育園で2B鉛筆もらったり、12本入2ケースを既に持っていましたので、特に買うことなく入学後も使用中です。
06.書き方鉛筆
普通の鉛筆以外に、「書き方鉛筆」を指定されることもありますよ。
一年生はひらがなカタカナ数字を書くところから始まるので、書き方鉛筆でしっかり書き方を勉強する学校もあると思います。
我が家は1ダース(12本)買って、2学期もまだ不足なく使用できています。
07.赤青鉛筆
はじめに学校から1本支給されましたが、「足りなくなったら各自で購入してください」とのことでした。
これが、結構使います。小4長女も使いますので、我が家は常に1ダース(12本)在庫があるようにしています。
08.消しゴム
↑このトンボの消しゴムがすごく使いやすい!
文房具店などに行くと、キャラクター物も沢山売っているので子供がそっちを欲しがるんですが、使いやすさが全然違います。
子供の手に握りやすく、よく消える実用的なものを選びたいですね。
09.色鉛筆12色
色鉛筆はトンボがおすすめです。
他の安いメーカーは、芯が折れやすい!
上に掲載しているのはアルミのような金属ケースですが、1年生は机からガシャーン!とよく落とすので、できれば紙のケースに入っているものの方がおすすめです。
10.クレパス16色
「クレパス」っていうのは、クレヨンを手が汚れないように改良したもので、サクラだけの商品です。
小学校から「クレヨン」ではなく「クレパス」と指定されることも多いようです。
11.ハサミ
我が家は、ハサミは小学校から支給されました。
子供用の小さめのものが売っていますので、子供が使いやすいものを用意するといいですね。
我が家の長男は左利きですが、左利きを用意してもらえましたよ。
12.のり
のりと言えば、ヤマトの液体のりですよね。
これも学校から1本支給されて、「不足分は各家庭で購入してください」とのことでした。
液体、スティック、容器(でんぷん)等の種類がありますが、学校によっては禁止のタイプがあったりしますのでご確認下さい。
13.お道具箱
こちらも学校から支給されました。
だいたいは、Aサイズ・フタ付きのものです。
学校によっては学校指定や学校おすすめ品があります。
14.下敷き
こちらも学校から支給されました。
交通安全的なデザインのものでしたから、地域の協力で配られているのかもしれません。
ランドセルに入るサイズが良いでしょう。
15.上履き
学校によっては規定があったりするので確認必要です。
我が家は色は自由に選べるのですが、子供の好みの色があるようで、長男は「赤がいい」長女は「白がいい」と言います。
サイズアウトしてしまったので週末にパパッと買ってきた黄色の上履きを履いてくれなくて困ったので、色が自由の場合は聞いてみた方がいいかも。
特に女の子の間では、「ダサい色」があるみたいです^^;
16.体操着
多くの場合は、近所の指定のスポーツ用品店で購入します。
上は白の半袖、紺のハーフパンツが定番デザインです。
長女の時、「大きくなっても着れるように」と140を買いましたが、3年生まで着ることができました。
さらにそれを長男がお下がりで着ています。
毎週末洗濯しているのに、すごく丈夫!
17.傘
昨今の小学生は荷物が多い!ただでさえランドセルが重いのに・・・。
だから、雨の日は軽くて体の大きさにあったものを用意してあげましょう。
その他
算数セットや防災頭巾、給食袋といった学校によって必要、不要分かれるものがあります。
学校に必要なものを確認してリストを作り、1つずつ確認していくようにしましょう。
入学シーズンが近づくと、文房具店でセット売りをしているものもあるので、チェックしてみてくださいね。
また、すべてのものに名前の記入が必要になるため、特に3月はお名前シールやお名前スタンプも通販で人気のものが売り切れになったりします。
小学校入学準備にかかる費用はどのくらい?
小学校入学は家族みんなが嬉しい一大イベントですが、やはりそれなりにお金がかかるものです。
入学のお祝いにと色々と買ってもらったりもしますが、大抵のものは自分たちで準備して揃えなければなりません。
どういったものを揃え、どのぐらいの費用がかかるのか・・・いくらぐらい用意しておけば良いのか。
正直、お金の部分は喜びだけでなくシビアについてくるものです。
親子ともども満足のいく入学を迎えるためにも、入学を迎える準備品の費用について把握しておきましょう。
ランドセルなどの必須アイテム
小学校の入学準備で代表的なものといえば、ランドセルですよね。
必ず必要なものとして準備する中でも最も高額なものと言えるかもしれません。
ランドセルの価格帯は本当にピンからキリまであって、低価格だと1万円以下のものから、高いものになると10万円を超えるものもあります。
高級ランドセル(約18万円)↓
ランドセルは、子供さんとお財布と相談の上で無理の無い範囲のもので気に入ったものを購入するようにしましょう。
筆箱や鉛筆、下敷きといった筆記用具は、5千円もあれば揃います。
鉛筆や消しゴムは予備も含めてなるべく沢山用意しておくことをおすすめします。
ハサミやノリなどをいれるお道具箱は学校指定等もあり、それによって価格も違ってきますが、中身も含めて標準的なものを揃えるとして、こちらも5千円もあればお釣りがきます。
その他、上靴、体操服、傘等を揃えても、1万円もあれば買えるかと思います。
ランドセル以外のものでは数万円もあれば買いそろえる事ができるでしょう。
教科書は入学後、ノートも最初は学校側が購入配布してくれることが多く、それを後に学費として支払う形が公立の学校では一般的です。
他にも通学が制服の場合は制服代、私服の場合は私服の他、通学靴等も必要になってきます。
それに加えて日々の私服代等もかかります。
女の子でファッションに気を遣う場合は、しまむらを活用するにしても、結構かかるかも。
全てにおいて、こだわりの商品や高価なものをという場合はこの金額では収まらない場合があります。
ただ、まだ小学生ですのでそこまで高価なものは必要ありません。
壊したり汚したりする時期ですので、最初は適度な価格のものをそろえましょう。
家庭学習用アイテム
小学校入学時期に購入する事が多いものがもう1つあります。
それは、学習机です。
「宿題や勉強をする習慣をつけなければ!」と、小学校入学のタイミングで購入する人が多いですよね。
これも結構な出費品です。
昔ながらの学習机となると安いものでも2万円位はしますし、高いものだと7万円なんてものも!
正直、そこまでのものは不要かなと思いますが、子供部屋がある場合は、自分のテリトリーとして整理整頓を身につけたり、自学自習する意識付けのために、勉強机は必要と考える人は多いです。
ただ、これが行く行くはただの荷物置きになったりしがちなのも事実ですが・・・。
外出用アイテム
ほかにも、入学準備として子供用の携帯などを持たせる事をお考えの方もいるかもしれません。
基本的には公立小学校では禁止のところがほとんどなので、学校と相談の上で契約するようにすることをお勧めします。
子供用携帯等も今は月々数千円と比較的安く持たせることもできますし、本体も実質無料で持つことができたりもします。
我が家も少4長女が1人で外出をするようになってから、auの子供用携帯を利用しています。
学校に行くさいも持たせる家庭は、通学中は音がしないよう電話としては使用せず、子供の位置確認のためにと持たせている方もいたりします。
入学準備費用はそれなりにかかる
ランドセルという一大入学準備品には多少かかりますが、公立小学校等だとかなり安価で済むという印象です。
幼稚園が私立だった為、あらゆるものが規定品でとにかく1品1品が高価でしたので、小学校入学の際に何て安いんだ!と感動したものです。
とはいえ、逆に私服登校だと今まで以上に服や靴下といったものは必要になってきますが、それでもさほどの出費と感じることなく入学準備ができました。
学習机も最近は、結局大きくなったら使わなくなり、その上捨てるのにも費用がかかる・・・と将来を見越して買わないご家庭も増えてきているそうです。
また、机を置くと物置になったり親が勉強を見づらいので、あえて買わずにリビングで一緒にみてあげるというご家庭もあります。
必ず入学準備として買わなきゃ!というのではなく、自分の家庭のスタイルにあったものを子供さんと一緒に選び準備することをおすすめします。
入学準備はそんなに焦らなくても大丈夫
小学校への期待を胸に入学準備をするのは楽しいものです。
「早く準備万端にしておきたい!」という気持ちもよくわかります。
でも確認せずに早くに動きすぎてしまうと、小学校によって自由に購入できるものやできないものが違ってきたり、本当は買わなくてよかったものを無駄に買ってしまうこともあるので、しっかり確認することが大切です。
ただしランドセルだけは、こだわりのある人や人気のものを考えている場合、早めに予約や購入することをおすすめします。
子供さんと一緒に小学校への期待を膨らませながら、一緒に準備していきましょう。