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読書感想文の書き方3つのステップ【選ぶコツ・読むコツ】

読書感想文の宿題というと、どうしても後回しになってしまうという子供も多いのではないでしょうか?

基本的には、自分の読んで面白かった本を人にオススメする気持ちで書けば良いだけなので、そんなに苦痛なものでもないのにと思うのですが、苦手にしている子供達も多いようです。

1年生では読書感想文の宿題が実施されていなくて、2年生からという学校も多いようです。

この記事では、そんな初めての読書感想文に取り組む小学生のための読書感想文の書き方3つのステップをご紹介します。

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読書感想文の書き方ステップ①感想文を書く本を選ぼう

読書感想文用の本をどのように決めていますか?

読書感想文用の本を図書館に借りに行こう!本屋さんに買いに行こう!といった感じの人がほとんどだと思います。

それでも構わないのですが、小学生の読書感想文用の本は数冊は必要だと考えてください。

特に小学2年生の子供だと、

  • 読んではみたもののちょっと難しかった…
  • いまひとつ面白いと思えなかった…

など、どうしても本にも当たり外れはあるものです。

大人でもそういう経験、ありますよね?

タイトルでひかれて読んでみたけど、イマイチだったということももちろんあるわけです。

そんなとき、大人でもあまり興味の持てなかったものは、感想をと言われても難しいものですから、小学2年生となるとなおさらです。

そういった事も含めて、理想は何冊か面白そうなものを選んでおいた中で、全て読んだ中から1番面白かったものを選ぶのが良いでしょう。

読む本を選ぶコツ

★自分にあった本を選ぼう

本を選ぶときは、自分の好きなものや興味のあることが書いてある本を選びましょう!

★先生や図書館の人に聞こう

どんな本を読めば良いのかを相談すれば、おすすめの本を教えてくれます。
本屋さんにも行ってみましょう。たくさん積み重ねられている本は評判の良い本です。

 

2年生読書感想文の書き方ステップ②ふせんやしおりを活用しよう

本を読むだけなら誰でも簡単にできますが、今回は読書感想文を書くという仕事が後に控えています。

小学2年生にとって本を読み終えて「どんな話だった」「どこが良かった」等振り返るのはなかなか大変な作業になります。

そこで活用することをオススメするのが、ふせんです。

読みながら、

  • ここが心に残った!
  • 面白かった
  • びっくりした

など子供が心を動かされるページには、ふせんをつけていくように言っておくのです。

そうすると、子供達は読みながらそういう場面に遭遇するとふせんを貼り、1冊を全部読み終わります。

後で感想文を書く際にこのふせんをたどっていけば、もし子供達が内容を忘れてしまったりしても、振り返って記憶をたどることができるのです。

ふせんがなければ、何かしおりのようなものを挟んで代用しても良いですが、後で子供達が振り返れるようにしておくことがポイントです。

 

本をしっかり読むコツ

★場面を思い浮かべて読もう

お話は言葉や絵で、いろいろな場面を表しています。
場面を思い浮かべながら読むと、お話の内容が頭の中に入ってきます。

★あらすじを読み取ろう

「いつ」「どこで」「だれが」「どうしたか」(そして)「どうなった」を読み取り、お話を短くまとめてみましょう。
ノートなどにこれを簡単にまとめておくと、後で読書感想文を書くときに役立ちます。

 

2年生読書感想文の書き方ステップ③「かん・そう・ぶん」で書こう

読書感想文で一番多く聞かれる悩みは、何をどう書いてよいのか、書き方がわからないということです。

特に小学2年生で初めて読書感想文を書く子供にとっては、難しいと感じるところではないでしょうか。

でも、コツさえ掴めば意外と簡単なのが読書感想文の良いところ。

ある意味、フォーマットのような書き方さえわかれば、どの本でも同じようにすすめていけば、簡単に読書感想文が出来上がってしまうのです。

今回は小学2年生がわかりやすいように、

  1. 最初の導入部分
  2. 「かん・そう・ぶん」にそって書きすすめていく

という方法をご紹介します。

1、最初の導入部分

読書感想文の最初の導入部分では、

  • その本を読んだきっかけ
  • この本で感想文を書こうと思ったわけ

などを、長くなりすぎないように書きます。

2、「かん」心が動かされた部分

「かん・そう・ぶん」の始めの「かん」は、

  • 感動したこと
  • 関心をもったこと
  • 感じたこと

等、心が動かされた部分についてまず書いてみます。

先程のふせんを貼った中で、きっとあてはまるところがあるはずです。

  • この本の○○なところに感動しました
  • こういうところに関心を持ちました

といった感じです。

3、「そう」なぜそう思ったのか?

「かん・そう・ぶん」の「そう」は、そう思ったのはなぜ?という部分を書いていきます。

先程書いた部分は、感動や関心をもったところを抜き出したはずです。

  • ○○なところに感動しました。・・・そう思ったのはどうしてなのか。
  • こういうところに関心をもちました。・・・どうしてそう思ったのか。

といったように、「かん」で書いたことを「そう」思った理由を書きましょう。

それを1つ1つ順番に書き上げていくことで、筆が進んでいくと思います。

③「ぶん」最後の締めくくり

「かん・そう・ぶん」の「ぶん」では、最後の締めに取りかかりましょう。

「ぶん」は気分(きぶん)の「ぶん」です。

  • 本を読み終わってどういう気分か?
  • 本を読み終わってどう感じたか?
  • 本を読み終わってやりたいことがあるか?
  • 本を読み終わって変えようと思ったことはあるか?

本を読み終えた後に感じた気分を、最後に書いて締めくくるのです。

ここは、とても大切な部分になります。

感じたままの気持ちを素直に書かせるようにしましょう。

 

二年生の読書感想文の書き方まとめ

以上の3つのステップを使って書き終えた後は、読書感想文の全てを一度読み返してあげて下さい。

誤字脱字はもちろん、まだまだ小学2年生ですから、文章的におかしなところもふくめて修正するべきところを親が教えてあげましょう。

そして何より大事なことは、素直な感想を書いている子供を褒めてあげて下さい

小学2年生で読書感想文を書くということは、それだけでもとても大変なことです。

やり遂げようとしている頑張っている子供さんを褒めてあげて、ねぎらってあげることで、きっと読書感想文を好きになってくれるはずです。

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くまのすけ

関西在住、4人の男子の母くまのすけです。何事も自分でできる事は自分で頑張る! が親子共々の方針で、家庭学習に力を入れるべく日々奮闘してます。 1つが正しい!ではなく、子供それぞれの正しいを一緒に見つけていく事が目標です。 子育ても同様、個々に合ったやり方で個々を伸ばしていけたらなと思っています。

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