小学校を卒業して、中学生になってまず大きく違うのは、本格的に英語が学習教科する、しかも主要科目として加わるというところにあります。
最近では、小学生のうちから英語を習うようになってきているので、昔に比べれば拒否反応を示す子も少なくなりつつあるものの、苦手に思う子供も多い教科の1つです。
そうならないためにも、小学生のうちに中学英語を先取り学習してみましょう!
そうすることで、中学校で本格的に英語が始まっても怖くない!
自信を持って中学英語に挑むためにも、小学生ができる先取り学習法をご紹介します。
この記事では、中学英語を先取り学習!小学生ができる3つの勉強法についてご紹介します。
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中学英語の先取り学習勉強法①市販の問題集
小学生の中学英語先取り学習については、一番手っ取り早く自分でコツコツできるのが市販の問題集やドリル、書籍を購入して勉強する方法です。
特に英語の最初のとっかかりであるアルファベットや単語を覚えるといった簡単な英語に関しては、この方法でも十分自分で自宅学習できますよね。
最近では、英語を小学生のうちから授業に組み込むようになってきているので、そういった意味でも、小学生低学年からでも、アルファベットや単語を覚えておいても損はありません。
小学校によって違いはありますが、私の周りの小学校では、英語といっても会話が中心です。
6年生に聞いてみても、筆記はローマ字を習ったぐらいで、英語としては全くやっていないとの事でした。
きっと、まず英語に慣れ親しんでから中学で英語学習をするために、拒否反応を起こさせないように準備としての英語学習といったスタンスなのかな・・・という気がします。
ただ、もちろんコミュニケーション英語も大切ですが、中学英語はどちらかというと受験英語になりますよね。
そうした受験英語に向けての準備という意味でも、小学生のうちから自分で先取り学習をして基礎的な部分を身につけておくことは大いに意味があると思います。
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小学生の英語学習に使える市販ドリル・問題集おすすめ人気3選!
中学英語の先取り学習勉強法②スマホ・タブレット・PC
最近では授業でもタブレット教育をする小学校もあると言います。
ゲーム等でもスマホやタブレットに子供たちが慣れ親しんでいることもありますし、そうした端末を使った先取り学習もお勧めです。
無料でもたくさんのアプリが出てくる今、英語のアルファベットや単語のアプリも数多くありますよ。
例えば、学研ゼミのアルファベットスートンズというアプリも人気です▼
学研ゼミの英語アプリ!アルファベットストーンズの感想と体験談から口コミ評判をまとめました
英語学習でまず必要なのは、単語です。
うちの子が受験の際まず痛感したのも、単語力の必要性でした。
英語は文法がきちんとしているので、そのあたりも勉強で覚え理解していくのですが、結局のところは単語を覚えることの積み重ねで成り立っていると言っても過言ではありません。
結局、単語を覚えていないと、話にならないのです。
和訳していても、1つ単語がわからないと文章にならないですし、とにかく単語はできるだけ覚える必要があるのです。
そういった意味でも、小学生から単語を覚えていく先取り学習は、絶対必要だと思います。
身の周りのものや簡単な単語は、スマホやタブレットで遊び感覚で覚えていくのがお勧めです。
単語の読み・書きはもちろん、単語を並び替えて文章を作るようなアプリもありますので、単語はクリアしたよというお子さんには、そういった次のステップのアプリを使うのも良いでしょう。
また、パソコン等で検索しても、たくさんの中学英語先取り学習に使える無料のサイトがあります。
そういったサイトから学習内容をプリントアウトして、先取り学習の教材として利用するのもお勧めですよ。
中学英語の先取り学習勉強法③英語教室・塾
中学英語先取り学習方法の最後は、やはりプロにお任せするという方法です。
ただしそれなりの費用もかかりますし、個人的には
- 市販の問題集・ドリル
- スマホやタブレットのアプリ、ウェブサイト
で自分でできる勉強をした後、さらに上を目指す人にお勧めしたいなと思います。
自分でできる事にも限界がありますので、文法的なことや試験に出やすいところ等をアドバイスしてくれるのはプロならではですよね。
最近では、先取りで英語学習を希望する小学生が増えてきているそうです。
知人の学習塾教師によると、英語だけでも塾で先に学習しておこうという人が最近かなり多い傾向にあるそうです。
でも、そういった子供で半数ぐらいは国語力が備わっておらず、まずは国語から改善する必要があると話していました。
国語という教科は、どの教科でも必要だということは中学になるとなお痛感すると思います。
どの教科でも問題文を読むことから始まりますし、日本語で回答するのですから当然と言えば当然のことです。
特に英語では、日本語の訳し方1つで正誤が分かれますので、一文字で明暗が分かれることもあるのです。
英語は文法がきっちりしている言語ですので、特に日本語訳も一文字違いでもまったく違った意味になったりしてしまいます。
そうした事も含め、国語の文法をまず理解できていないと、英語を学んでも理解するのが大変なのだそうです。
英語と併用して国語もちゃんと身に着けておくことも、中学英語を学習する上では必要不可欠なことのようです。
中学英語の準備は基本的な学習から!
結論としては、小学生のうちに中学英語の準備としてできる事といえば、基本的な学習をまず頭に入れておくということに尽きます。
まずそこをちゃんとできていれば、中学に入っても内容が簡単に思えるだけではなく、新しい内容でも苦手意識を持たずに取り組めるはずです。
そのための準備をしておくという意味でも、英語の先取り学習はかなり有効だと思います。
英語はやり方さえわかれば、勉強としてはとてもやりやすい科目だと言います(個人差はありますが)。
そう、個人差があるだけにスタートが肝心です。
苦手意識を持ってしまえば、それを最後までひきずってしまいがちなので、小学生のうちから楽しく学習できるようにしておけば、きっと英語を得意教科にできるはずです。
まずは自分でできる学習方法から始めて、さらに上を目指すならプロの手を借りて、中学生になっても対応できる、更には高校受験にもつながる英語力を身につける道筋を作っておきましょう。